認知症の人への歯科治療ガイドライン

認知症の人への歯科治療ガイドライン

初回投稿日:2020年1月29日

ページ更新日:2021年2月9日

初回投稿日:2020年1月29日

ページ更新日:2021年2月9日

書誌情報

作成委員会

「認知症の容態に応じた歯科診療等の口腔管理及び栄養マネジメントによる経口摂取支援に関する研究」ガイドライン作成班

発行年月日

2019年06月10日

第1版

発行元

発行形式

書籍

基本情報

文書の種類

診療ガイドライン

新旧属性

最新版

公開ステータス

本文公開中

Minds選定日

2019年12月18日

本文掲載日

2021年2月9日

Mindsからのお知らせ

閉じる

この診療ガイドラインは、「認知症の人への歯科治療」を主題として、日本老年歯科医学会、日本医療研究開発機構研究費「認知症の容態に応じた歯科診療等の口腔管理及び栄養マネジメントによる経口摂取支援に関する研究」ガイドライン作成班によって作成されています。2019年6月10日に医歯薬出版から発行されました。Mindsでは、2019年12月18日に選定部会にて選定されています。なお、本診療ガイドラインは、著作権者との協議のもと、第4章から第12章のみを掲載しています。

目次

閉じる

発刊にあたり

はじめに

執筆者一覧

本ガイドラインの作成のながれ

第1章 認知症概要

1.1 認知症の概要

1.2 認知症の疫学

第2章 認知症患者をとりまく諸制度と社会資源

2.1 地域包括ケアシステムと新オレンジプラン

2.2 医療サービス

2.3 介護サービス

2.4 若年性認知症に関する諸制度

2.5 道路交通法と関連する諸制度

2.6 権利擁護に関する諸制度

第3章 認知症患者のアセスメント

3.1 認知機能障害(中核症状)の評価法

3.2 行動・心理症状(周辺症状)の評価法

3.3 重症度の評価法

3.4 生活機能のアセスメント

3.5 認知症の口腔機能

第4章 認知症ケア・コミュニケーションメソッド

4-1 CQ: 歯科治療のために,家族や多職種と連携して認知症患者のアセスメントを行うことは有効か

4-2 CQ: 歯科診療を実施するうえで認知症ケアの手法を学ぶのは有効か

4-3 CQ: 認知症患者の症状に合わせて歯科治療時の環境調整をすべきか

第5章 認知症患者の口腔管理

5-1 CQ: (健常なときからの)定期的な歯科管理は,認知症の発症予防・重症化予防に効果的か

5-2 CQ: 歯科医療機関における食生活指導は認知症の発症予防・重症化予防に効果的か

5-3 CQ: 歯科医療機関における歯の喪失予防・口腔機能低下予防は認知症の発症予防・重症化予防に効果的か

5-4 CQ: 認知機能が低下した者に対して歯科疾患の発症および口腔機能の低下を予防することは可能か

5-5 CQ: 認知機能の低下段階に応じた歯科治療・管理計画はどのように立てたらよいのか

5-6 CQ: 受診歯科患者の認知機能の低下が疑われた場合,あるいは認知症と診断されている場合,本人と家族への歯科治療方針・予防管理方針の説明と同意はどのようにしたらよいのか

5-7 CQ: 受診歯科患者の認知機能の低下が疑われた場合,医科・介護関係者との連携は歯科治療・定期的な歯科管理に有効か

5-8 CQ: 歯科医療スタッフ(受付,歯科助手,歯科衛生士,歯科医師)の連携は,認知症患者の歯科治療および予防管理の質を高めるか

Q&A

見逃してはいけない気づき(症状)を教えてください

認知症患者の生活を知る介護者に確認すべき事項は何ですか

留意すべき内服薬を教えてください

第6章 認知症患者の口腔衛生管理

6-1 CQ: 口腔衛生管理を拒否する認知症患者にどのような対応が必要か

6-2 CQ: 認知症患者の口腔衛生管理に有効なケア用具・薬品等は何か

6-3 CQ: 認知症患者において,舌苔除去は必要か

第7章 認知症患者のう蝕治療

7-1 CQ: 十分な協力が得られない認知症患者のう蝕の修復治療として,非侵襲的修復技法は有用か

7-2 CQ: 十分な協力が得られない認知症患者の根面う蝕の進行抑制に,フッ化ジアンミン銀製剤の塗布は有効か

第8章 認知症患者の抜歯を含めた侵襲的歯科処置

8-1 CQ: 認知症患者において抜歯の適応を決定する視点は何か

8-2 CQ: 認知症患者において抜歯を含めた侵襲的歯科治療を検討する際に配慮すべき点は何か

第9章 認知症患者の歯科補綴治療

9-1 CQ: 認知症患者の義歯の使用が可能と判断する要因は何か

9-2 CQ: 認知症患者の義歯の修理・調整は,新義歯製作よりも有効か

9-3 CQ: 認知症患者の義歯安定剤の使用は,リライン・新義歯製作より有効か

9-4 CQ: 認知症患者の義歯設計に際し,家族等の介護力を考慮すべきか

9-5 CQ: 認知症患者の義歯の設計は,機能性よりも着脱性のほうを優先すべきか

9-6 CQ: 認知症患者の義歯の衛生管理は本人よりも介護者に委ねるべきか

9-7 CQ: 認知症患者において,義歯への名前入れは,義歯の紛失防止に有効か

9-8 CQ: 認知症患者の新義歯製作は,しない場合よりも摂食機能・食形態・栄養状態の維持・向上に有効か

9-9 CQ: 高齢者において,義歯装着は認知症予防に有用か

9-10 CQ: 歯科用インプラント治療は認知症でない人と比べて慎重にすべきか

第10章 認知症患者の摂食嚥下リハビリテーション

10-1 CQ: 変性性認知症の摂食困難の要因には何があるか

10-2 CQ: 認知症患者の病型(原因疾患)による摂食嚥下障害の特徴は何か

10-3 CQ: 認知症患者の摂食困難および摂食嚥下機能に対する評価はどのように行うか

10-4 CQ: 認知症患者の摂食困難の対応法には何があるか

10-5 CQ: 認知症患者の摂食嚥下リハビリテーション(狭義)には何が有効か

10-6 CQ: 認知症患者の摂食嚥下障害において注意する薬剤は何か

第11章 認知症患者の栄養マネジメント

11-1 CQ: 認知症患者の歯科的対応を行ううえで必要な栄養学知識は何か

11-2 CQ: 認知症患者の食生活支援を行ううえで必要なスクリーニングとアセスメントは何か

11-3 CQ: 認知症患者にはどのような栄養介入を行うか

第12章 認知症患者の緩和ケア

12-1 CQ: 認知症患者の緩和ケアにおいて歯科に求められることは何か

 索引

このガイドラインは日本老年歯科医学会、日本医療研究開発機構研究費「認知症の容態に応じた歯科診療等の口腔管理及び栄養マネジメントによる経口摂取支援に関する研究」ガイドライン作成班、医歯薬出版より許可を得て掲載しています。

書誌情報には、評価対象となった発行物の情報を記載しています。

作成団体との取り決めにより、4章から12章のみを掲載しています。

Mindsが提供するコンテンツの著作権は、それを作成した著作者・出版社に帰属しています。私的利用の範囲内で使用し、無断転載、無断コピーなどはおやめください。

戻る