線維筋痛症診療ガイドライン2017(第2部~第3部)

線維筋痛症診療ガイドライン2017(第2部~第3部)

初回投稿日:2019年1月22日

ページ更新日:2019年4月2日

初回投稿日:2019年1月22日

ページ更新日:2019年4月2日

最新版

部位

筋・骨・関節

疾患

アレルギー・膠原病

トピックス

難治性疾患・希少疾患

監修・著編者

日本線維筋痛症学会

日本医療研究開発機構(AMED)慢性の痛み解明研究事業「線維筋痛症の病因・病態の解明と客観的診断・評価法の開発及びトータルマネジメントの確立に関する戦略的総合研究」班

書誌情報

作成委員会

診療ガイドライン作成グループ

発行年月日

2017年10月20日

第1版

発行形式

書籍

基本情報

文書の種類

診療ガイドライン

新旧属性

最新版

公開ステータス

本文公開中

Minds選定日

2018年11月27日

本文掲載日

2019年4月2日

Mindsからのお知らせ

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この診療ガイドラインは、「線維筋痛症」を主題として、日本線維筋痛症学会、日本医療研究開発機構(AMED)慢性の痛み解明研究事業「線維筋痛症の病因・病態の解明と客観的診断・評価法の開発及びトータルマネジメントの確立に関する戦略的総合研究」班によって作成されています。2017年10月20日に日本医事新報社から発行されました。Mindsでは、2018年11月27日に選定部会にて選定されています。

Mindsでの評価・選定・本文掲載等の状況については「基本情報」の「公開ステータス」の項目をご覧ください。
診療ガイドライン評価・選定・掲載の手順や、公開ステータスの詳しい説明については、こちらをご参照ください。

目次

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はじめに

第1部 疾患の解説とトピックス

1-1 ガイドライン改定の背景

1-2 疾患の解説

1-3 トピックス:

a 慢性疼痛の基礎科学の進歩

b 脳内神経炎症と線維筋痛症/慢性疲労症候群

c 高齢者/若年者の疾患特性

① 高齢者

② 若年者

d 最近注目されている,鑑別すべき重要疾患

① 線維筋痛症と神経内科疾患の鑑別

② リウマチ性疾患,特にシェーグレン症候群とSAPHO症候群

③ 身体症状症および関連障害(DSM-5)

④ 新たな疾病概念:全身性労作不耐疾患(SEID:systemic exertion intolerance disease)

e 新規薬物:デュロキセチン,アミトリプチリン, ベンラファキシン,ミルタザピン

f 治療学の将来展望~Pain治療へのtotal managementの提唱~

第2部 線維筋痛症診療ガイドライン2017

2-1 作成手順

2-2 Clinical Questions(CQs)一覧

2-3 Clinical Questionsの推奨文と解説

総論

① 疾患概念

CQ1-1:線維筋痛症とはどのような疾患か

② 疫学

CQ2-1:わが国の線維筋痛症の患者数はどれくらいか

CQ2-2:わが国の線維筋痛症の性差・年齢分布はどうであるか

③ 経過・予後

CQ3-1:線維筋痛症患者の日常生活動作(ADL),生活の質(QOL)の状況はどうであるか

CQ3-2:線維筋痛症の生命予後はどうであるか

④ 病態

CQ4-1:線維筋痛症の病因・病態はどこまでわかっているか

臨床的事項

⑤ 誘因

CQ5-1:線維筋痛症の発症の契機には何があるか

⑥ 臨床症状・併存疾患

CQ6-1:わが国の線維筋痛症の臨床症状はどのようなものか

CQ6-2:線維筋痛症の診断にどの基準を用いるか

CQ6-3:線維筋痛症の併存疾患(comorbidity)には何があるか

CQ6-4:線維筋痛症の重症度評価には何があるか

治療とケア

⑦ 基礎療法

CQ7-1:わが国の線維筋痛症に対する生活指導には何があるか

⑧ 薬物療法

1)治療総論

CQ8-1:線維筋痛症に対する薬物療法にアルゴリズムの原則はあるか

2)神経障害性疼痛治療薬

CQ8-2:わが国の線維筋痛症に対するプレガバリンの有効性はどうか

CQ8-3:プレガバリンが使用できない場合の同系統の薬剤のオプションには何があるか

3)抗うつ薬

CQ8-4:わが国の線維筋痛症に対するデュロキセチンの有効性はどうか

CQ8-5:そのほかの抗うつ薬は線維筋痛症に有効か

4)そのほかの向精神薬

CQ8-6:抗うつ薬以外の向精神薬は線維筋痛症に有効か

CQ8-7:線維筋痛症の睡眠障害に対する睡眠導入薬の薬物療法はどうするか

5)鎮痛補助薬

CQ8-8:弱オピオイド系薬剤は線維筋痛症に有効か

CQ8-9:線維筋痛症に対して強オピオイド系薬剤(麻薬)の適応があるか

CQ8-10:そのほかの鎮痛薬は線維筋痛症に有効か

⑨ そのほかの薬物療法

CQ9-1:非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)は線維筋痛症に有効か

CQ9-2:グルココルチコイドは線維筋痛症に有効か

CQ9-3:ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液(ノイロトロピン®)は線維筋痛症に有効か

CQ9-4:生薬・漢方製剤は線維筋痛症に有効か

CQ9-5:神経ブロック,トリガー治療などは線維筋痛症に有効か

CQ9-6:そのほかの薬物療法で線維筋痛症に有効なものがあるか

⑩ 併用療法

CQ10-1:薬物の併用療法は線維筋痛症に有効か

⑪ 随伴症状に対する薬物療法

CQ11-1:ドライアイ,ドライマウスに対する治療は有効か

CQ11-2:下痢型過敏性腸症候群様症状に対する治療は有効か

CQ11-3:レストレスレッグス症候群(ムズムズ脚症候群)に対する治療は有効か

CQ11-4:付着部炎様症状に対する治療は有効か

CQ11-5:間質性膀胱炎・過活動膀胱様症状に対する治療は有効か

⑫ 非薬物療法

1)統合医療

CQ12-1:鍼治療は線維筋痛症に有効か

CQ12-2:そのほかの統合医療で線維筋痛症に有効なものは何か

2)運動療法

CQ12-3:運動療法(段階的有酸素運動)は線維筋痛症に有効か

CQ12-4:リハビリテーションは線維筋痛症に有効か

3)精神・心理療法

CQ12-5:認知行動療法(CBT)は線維筋痛症に有効か

4)そのほかの非薬物療法

CQ12-6:そのほかの治療(精神・心理療法)で線維筋痛症に有効なものは何か

⑬ 支持療法(ケア,セルフケア・マネジメントなど)

1)ケア

CQ13-1:線維筋痛症診療で必要な医療者の態度・姿勢は何か

CQ13-2:若年性線維筋痛症診療で入院の適応は何か

CQ13-3:線維筋痛症患者の家族・学校・職場において配慮すべき点は何か

2)セルフケア・マネジメント

CQ13-4:線維筋痛症患者に必要な病気との付き合い方(セルフケア・セルフマネジメント)には何があるか

CQ13-5:わが国における線維筋痛症に対する支援組織としては何があるか

CQ13-6:わが国の線維筋痛症に対する公的保障制度には何があるか

CQ13-7:サプリメント,健康食品など線維筋痛症に有効なものは何か

第3部 資料

3-1 線維筋痛症における傷病手当,身体障害者等級,障害年金の診断書等の発行についての基本的な考え方

3-2 診断基準・治療方針・薬物療法のエビデンスと推奨度一覧ほか

索引

このガイドラインは日本医療研究開発機構(AMED)慢性の痛み解明研究事業「線維筋痛症の病因・病態の解明と客観的診断・評価法の開発及びトータルマネジメントの確立に関する戦略的総合研究」班より許可を得て掲載しています。

書誌情報には、評価対象となった発行物の情報を記載しています。

Mindsが提供するコンテンツの著作権は、それを作成した著作者・出版社に帰属しています。私的利用の範囲内で使用し、無断転載、無断コピーなどはおやめください。

作成団体との取り決めにより、診療ガイドラインである第2部と第3部のみ本文を掲載しています。

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