(旧版)形成外科診療ガイドライン5 頭蓋顎顔面疾患(主に後天性)

(旧版)形成外科診療ガイドライン5 頭蓋顎顔面疾患(主に後天性)

初回投稿日:2024年3月29日

ページ更新日:2024年3月25日

初回投稿日:2024年3月29日

ページ更新日:2024年3月25日

このガイドラインの改訂版が発行されています。

書誌情報

作成委員会

三学会合同ガイドライン委員会

発行年月日

2015年08月19日

第1版

発行元

発行形式

書籍

基本情報

文書の種類

診療ガイドライン

新旧属性

旧版

公開ステータス

本文掲載終了

Minds選定日

2016年3月18日

本文掲載日

2019年3月12日

Mindsからのお知らせ

閉じる

この診療ガイドラインは、「頭蓋顎顔面疾患(主に後天性)」を主題として、日本形成外科学会、日本創傷外科学会、日本頭蓋顎顔面外科学会によって作成されています。2015年8月19日に金原出版から発行されました。Mindsでは、2016年3月18日に選定部会にて選定されています。

Mindsでの評価・選定・本文掲載等の状況については「基本情報」の「公開ステータス」の項目をご覧ください。
診療ガイドライン評価・選定・掲載の手順や、公開ステータスの詳しい説明については、こちらをご参照ください。

目次

閉じる

ガイドライン作成にあたって

ガイドラインについて

1.診療ガイドライン作成の目的と注意点

2.作成主体

3.作成の原則

4.ガイドラインの対象

5.文献検索の範囲

6.文献検索期間

7.エビデンスレベル

8.推奨度について

9.改訂

10.作成に係る資金源について

第I編 顔面外傷診療ガイドライン

作成にあたって

顔面外傷診療ガイドライン作成部門

1章 上顎骨骨折

はじ

1.診断

CQ1 咬合異常・顔面変形・知覚障害は生じるか?

CQ2 単純X線画像は有用か?

CQ3 2次元CT画像は有用か?

CQ4 3次元CT画像は有用か?

CQ5 合併損傷が起こるか?

2.手術適応

CQ6 咬合異常の手術適応基準はあるか?

CQ7 知覚異常は手術適応基準となるか?

CQ8 形態異常の手術適応基準はあるか?

CQ9 転位のない場合は手術を適応するか?

3.アプローチと整復

CQ10 Le Fort分類はアプローチの選択に有用か?

CQ11 矢状骨折の整復に臼歯部の引き寄せは有効か?

CQ12 整復に顎間固定は有効か?

CQ13 整復が困難な症例に対してLe Fort I型骨切り術は有効か?

4.固定部位

CQ14 Le Fort I型骨折に2点固定(①梨状口縁部+②頬骨下稜部)は有効か?

CQ15 Le Fort II型骨折に3点固定(①上顎前頭縫合部+②眼窩下縁+③頬骨下稜部)は有効か?

CQ16 Le Fort III型骨折に3点固定(①上顎前頭縫合部+②頬骨前頭縫合部+③頬骨部)は有効か?

CQ17 Le Fort骨折の固定に創外固定器は有効か?

5.固定材料

CQ18 上顎骨骨折の固定材料としての軟鋼線は有効か?

CQ19 固定材料としてのチタンプレートは有効か?

CQ20 固定材料としての吸収性プレートは有効か?

CQ21 固定材料のチタンプレートや軟鋼線が合併症の原因と考えられる場合,除去は必要か?

2章 下顎骨骨折

はじめに

1.診断

CQ22 不正咬合は診断に有用か?

CQ23 単純X線画像は有用か?

CQ24 CT画像は有用か?

CQ25 MRI画像は有用か?

CQ26 合併損傷は起きるか?

2.手術適応

CQ27 咬合異常は手術適応基準となるか?

CQ28 開口障害は手術適応基準となるか?

CQ29 年齢は手術適応基準となるか?

CQ30 関節突起骨折の手術適応基準はあるか?

3.治療法の選択

CQ31 転位のない骨折に包帯固定は有効か?

CQ32 転位がないか少ない骨折に,顎間固定およびプレート固定は有効か?

CQ33 転位がある骨折に顎間固定およびプレート固定は有効か?

4.手術的アプローチ

CQ34 体部,角部,下顎枝の骨折に口腔内・経皮的アプローチは有効か?

CQ35 関節突起骨折に口腔内・経皮的アプローチは有効か?

5.固定法・固定材料

CQ36 術後の顎間固定にIMF(intermaxillary fixation)スクリューは有効か?

CQ37 骨折の内固定材料として金属プレートは有効か?

CQ38 骨折の内固定材料として吸収性プレートは有効か?

6.小児の下顎骨骨折

CQ39 保存的療法は有効か?

CQ40 手術適応はあるか?

CQ41 吸収性プレートは有効か?

CQ42 関節突起骨折受傷後のリモデリングは起こるか?

3章 頬骨骨折

はじめに

1.診断

CQ43 頬部の扁平化は頬骨骨折を疑う根拠となるか?

CQ44 上口唇の知覚異常は頬骨骨折を疑う根拠となるか?

CQ45 開口障害は出現するか?

CQ46 眼球運動障害は出現するか?

CQ47 診断に有用な単純X線画像撮影法は何か?

CQ48 診断において2次元CT画像はどのような点で有用か?

CQ49 3次元CT画像は他の診断・評価方法と比較して有用か?

CQ50 エコーは診断において有用か?

2.手術適応

CQ51 骨片の転位による顔面形態異常の基準は存在するか?

CQ52 骨片の転位がない場合は保存的に治療可能か?

CQ53 顔面形態異常(眼球陥凹,眼球低位,外眼角下垂,頬部扁平化,顔面横径拡大)に整復固定術は有効か?

CQ54 眼窩下神経領域の知覚異常に整復固定術は有効か?

CQ55 開口障害に整復固定術は有効か?

CQ56 眼球運動障害に整復固定術は有効か?

CQ57 整復固定術を行うべき時期はいつか?

3.アプローチと整復

CQ58 Knight and North分類(K&N分類)は治療法の選択に有用か?

CQ59 眼窩外側縁へのアプローチ法に優位性はあるか?

CQ60 眼窩下縁へのアプローチ法に優位性はあるか?

CQ61 上口腔前庭切開は頬骨下稜へのアプローチに有効か?

CQ62 tripod型骨折において冠状切開は頬骨弓へのアプローチに有効か?

CQ63 観血的整復は非観血的整復に比べて治療成績が良いか?

CQ64 眼窩外側縁の整復法に優位性はあるか?

CQ65 眼窩下縁の整復法に優位性はあるか?

CQ66 頬骨下稜の整復法に優位性はあるか?

CQ67 頬骨弓の整復法に優位性はあるか?

CQ68 術中整復の確認は何カ所で行うとよいか?

CQ69 画像診断(単純X線,エコー,CTなど)は術中整復の確認に有用か?

4.固定部位

CQ70 頬骨tripod骨折に,3点固定(①頬骨前頭縫合部,②眼窩下縁,③頬骨下稜部)は有効か?

CQ71 頬骨tripod骨折に,2点固定(①頬骨前頭縫合部+②眼窩下縁,または①頬骨前頭縫合部+③頬骨下稜部,または②眼窩下縁+③頬骨下稜部)は有効か?

CQ72 頬骨tripod骨折に,1点固定(①頬骨前頭縫合部,②眼窩下縁,③頬骨下稜部のいずれか)は有効か?

CQ73 頬骨tripod骨折に,頬骨ピンニングによる骨固定は有効か?

CQ74 頬骨tripod骨折に,頬骨弓の固定は必要か?

CQ75 頬骨弓単独骨折に固定は必要か?

6.固定材料

CQ76 固定にミニプレートは有効か?

CQ77 固定にマイクロプレートは有効か?

CQ78 チタンプレートの抜釘は必要か?

CQ79 固定に吸収性プレートは有効か?

CQ80 固定にチタンプレートと吸収性プレートを併用することは有効か?

4章 眼窩底骨折

はじめに

1.診断

CQ81 頻度の高い症状は何か?

CQ82 Forced Duction Test(FDT)は術前検査として有用か?

CQ83 診断に有用な画像検査は何か?

CQ84 CT撮影で有用な撮影方法は何か?

2.治療

CQ85 自覚症状から手術適応を判断することができるか?

CQ86 眼球運動障害の程度から手術適応を判断することができるか?

CQ87 眼球陥凹の程度から手術適応を判断することができるか?

CQ88 画像検査から手術適応を判断することができるか?

CQ89 骨折型によって手術適応の判断基準は異なってくるのか?

CQ90 受傷後いつまでに手術の適否を決めるべきか?

CQ91 経結膜アプローチは,経皮アプローチより推奨されるか?

CQ92 瞼縁切開法は下眼瞼切開法より推奨されるか?

CQ93 経上顎洞法は経結膜法や経皮法と比べて推奨されるか?

3.再建材料

CQ94 自家硬組織と人工物はいずれが有効か?

CQ95 自家硬組織はどこから採取するのがよいか?

CQ96 適切な人工物の材質は何か?

4.小児眼窩底骨折

CQ97 下直筋の嵌頓を鑑別するには,CT画像とMRI画像とのいずれが有用か?

CQ98 下直筋の嵌頓があった場合,手術までに許される時間はどれくらいか?

CQ99 下直筋の嵌頓がない場合,手術適応はあるか? あるとすればどれくらいの時間的余裕があるか?

CQ100 骨移植による眼窩底再建の必要性はあるか?

5章 鼻骨・鼻篩骨骨折

はじめに

1.臨床症状・合併損傷

CQ101 鼻変形は,鼻骨・鼻篩骨・鼻中隔骨折の診断の根拠となるか?

CQ102 鼻閉は,鼻骨・鼻篩骨・鼻中隔骨折の診断の根拠となるか?

CQ103 鼻篩骨骨折では鼻涙管損傷は生じるか?

CQ104 鼻篩骨骨折では内眼角靱帯損傷は生じるか?

2.画像診断

CQ105 鼻骨・鼻篩骨骨折の診断に,単純X線画像は有用か?

CQ106 鼻骨・鼻篩骨骨折の診断に,CT画像は有用か?

CQ107 鼻骨骨折の診断に,エコーは有用か?

3.治療法の選択・手術適応

CQ108 鼻骨骨折の骨折型によって手術適応は異なるか?

CQ109 鼻篩骨骨折の骨折型によって手術適応は異なるか?

CQ110 鼻骨骨折に伴う鼻中隔転位の整復は有効か?

4.鼻篩骨骨折の手術法

CQ111 アプローチでは,冠状切開法と局所切開法とのいずれが有効か?

CQ112 粉砕骨折の手術では,一期的骨移植が有効か?

CQ113 手術では,内眼角間固定(intercanthal fixation)は有効か?

5.鼻骨骨折の固定法・固定材料

CQ114 整復後には鼻腔内固定は有効か?

CQ115 整復後には鼻腔外固定は有効か?

CQ116 整復後の固定に,キルシュナー鋼線刺入法は有効か?

第II編 顔面変形(骨切り手術)診療ガイドライン

作成にあたって

顔面変形(骨切り手術)診療ガイドライン作成部門

1章 顎顔面変形の診断

CQ1 顎顔面変形の診断と手術適応決定に頭部X線規格写真(セファログラム)分析は有用か?

CQ2 顎顔面変形の診断と手術適応決定に2次元,および3次元CTは有用か?

CQ3 顎顔面変形の診断と手術適応決定にMRIは有用か?

CQ4 顎顔面変形の診断に顎模型を用いた咬合分析は有用か?

CQ5 顎顔面変形の診断に咀嚼機能検査,顎運動検査は有用か?

CQ6 顎顔面変形の診断に顔貌の写真分析は有用か?

CQ7 顎顔面変形の診断に3Dモデルは有用か?

2章 上顎後退症

1.手術適応

CQ8 一期的前方移動術(Le Fort I型)は有用か?

CQ9 上顎後退症に骨延長術は有効か?

CQ10 一期的前方移動術を行う適応年齢はあるか?

CQ11 混合歯列期に骨延長術を行うことは可能か?

CQ12 下顎骨骨切り術の併用は有効か?

2.骨切り手技

CQ13 上顎骨骨切り術において,両側の大口蓋動脈を損傷しても上顎の血流に問題はないか?

CQ14 上顎骨骨切り術による一期的な前方移動量の限界はどれほどか?

CQ15 上顎骨骨切り術による前方移動後の固定に吸収性プレートは有効か?

CQ16 上顎骨切り術後の骨延長において内固定型延長装置は外固定型骨延長装置よりも有効か?

3.術前術後管理

CQ17 術前矯正は有効か?

CQ18 上顎の前方移動により生じる鼻翼間距離の開大の予防に鼻翼間縫合は有効か?

CQ19 口蓋裂に伴う上顎後退症に前方移動を行う際,骨延長法は一期的前方移動法に比べて鼻咽腔閉鎖機能の悪化を避ける方法として有効か?

CQ20 口蓋裂などの上顎劣成長の強い場合に上顎前方移動を行う際,骨延長法は術後の後戻りを防ぐ手段として一期的前方移動法に比べて有効か?

CQ21 上顎の骨切り術において,低血圧麻酔は術中の出血量の減少に有効か?

3章 下顎後退症,小顎症

1.手術適応

CQ22 気道閉塞症状のない下顎後退症では成長終了後に手術を行うことが望ましいか?

CQ23 下顎後退症の手術治療において下顎枝矢状分割術は有効か?

CQ24 下顎後退症の手術治療において仮骨延長法は有効か?

CQ25 下顎後退症の手術治療において頤形成術は有効か?

2.骨切り手技

CQ26 下顎後退症に対する骨固定法において吸収性材料による固定は勧められるか?

CQ27 下顎後退症に対する骨固定法では,チタンプレートによるmonocortical固定はスクリューによるbicortical固定と同等の下顎安定性があるか?

CQ28 下顎後退症に対する下顎枝矢状分割術骨での固定法では,rigid fixationの方がワイヤーによるloose fixationより下顎安定性に優れているか?

CQ29 頤形成術にシリコンインプラントの適応はあるか?

CQ30 下顎後退症に対する下顎枝矢状分割術術後にはrigid fixationを行っていても顎間固定は勧められるか?

CQ31 下顎後退症に対して下顎前進術を行う場合,下顎枝矢状分割術単独と比べて,頤形成術の併用は後戻りを増大させることはないか?

3.術前術後管理

CQ32 下顎骨矢状分割骨切り術後の神経障害の治療法として知覚の再教育訓練は推奨されるか?

CQ33 下顎後退症の手術的治療において自己血輸血の準備をすることが有効な症例はあるか?

CQ34 下顎後退症に対する下顎前進術後は下顎頭の吸収に注意が必要か?

4.気道閉塞に対する治療

CQ35 小顎症による気道閉塞に対する手術適応決定に複数の検査は必要か?

CQ36 小顎症における気道閉塞に対して舌固定術や経鼻エアウェイは気管切開の回避に有効か?

CQ37 下顎仮骨延長手術は小顎症における気道閉塞改善に有効か?

CQ38 小顎症に伴う気道閉塞改善を目的とする下顎骨延長手術の適応年齢はあるか?

CQ39 小顎症の気道閉塞改善を目的とする下顎仮骨延長において,内固定型延長器と外固定型延長器による効果に差があるか?

CQ40 頤形成(頤前進術)は小顎症の気道閉塞の改善に有効か?

CQ41 小顎症の気道閉塞改善に対して口腔底筋の剥離は有効か?

CQ42 小顎症の気道閉塞改善に対する治療アルゴリズムは勧められるか?

4章 下顎前突症

1.手術適応

CQ43 下顎枝矢状分割術は,下顎枝垂直骨切り術と比較して下顎頭の良好な復位に有効か?

CQ44 下顎枝矢状分割術は,下顎枝垂直骨切り術と比較して下顎の術後安定性に有効か?

2.骨切り手技

CQ45 下顎枝矢状分割術におけるloose fixationとrigid fixationではどちらが下顎頭関節頭の良好な復位に有効か?

CQ46 下顎枝矢状分割術におけるrigid fixationは,loose fixationと比較し,下顎位の安定に有効か?

CQ47 SSRO(sagittal split ramus osteotomy)における近位骨片の復位法とこれをしない方法ではどちらが下顎頭関節頭の良好な復位と下顎の安定性に有効か?

CQ48 Rigid Fixationを行った下顎枝矢状分割術後における術後安定性に,1週間以上の顎間固定期間は必要か?

CQ49 吸収性デバイスは非吸収性デバイスと比較し,術後の下顎位の安定に有効か?

3.術前術後管理

CQ50 下顎前突症の手術に際して,同種血輸血の可能性を低くするために自己血輸血の準備は有効か?

CQ51 下顎前突症に対する骨切り手術後の下歯槽神経麻痺の発生に骨固定法の違いは影響するか?

CQ52 下顎前突症に対して下顎枝垂直骨切り術を選択することは,下顎枝矢状分割術と比較して,術後下歯槽神経麻痺の発生率を下げるか?

CQ53 下顎骨骨切り術後の下歯槽神経麻痺の軽減にビタミンB12製剤の内服薬投与は有効か?

このガイドラインは日本形成外科学会、金原出版より許可を得て掲載しています。

書誌情報には、評価対象となった発行物の情報を記載しています。

著作権者の意向により、閲覧できる内容が評価対象となった発行物から変更になっている場合があります。

Mindsが提供するコンテンツの著作権は、それを作成した著作者・出版社に帰属しています。私的利用の範囲内で使用し、無断転載、無断コピーなどはおやめください。

戻る