脳性麻痺リハビリテーションガイドライン 第2版

脳性麻痺リハビリテーションガイドライン 第2版

初回投稿日:2014年5月13日

ページ更新日:2015年2月4日

初回投稿日:2014年5月13日

ページ更新日:2015年2月4日

書誌情報

作成委員会

日本リハビリテーション医学会 診療ガイドライン委員会、日本リハビリテーション医学会 脳性麻痺リハビリテーションガイドライン策定委員会

発行年月日

2014年1月24日

第2版

発行元

発行形式

書籍

基本情報

文書の種類

診療ガイドライン

新旧属性

最新版

公開ステータス

本文公開中

Minds選定日

2014年4月16日

本文掲載日

2015年2月4日

Mindsからのお知らせ

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この診療ガイドラインは、「脳性麻痺リハビリテーション」を主題として、日本リハビリテーション医学会によって作成されています。2014年1月24日に金原出版から発行されました。Mindsでは、2014年4月16日に選定部会にて選定されています。

Mindsでの評価・選定・本文掲載等の状況については「基本情報」の「公開ステータス」の項目をご覧ください。
診療ガイドライン評価・選定・掲載の手順や、公開ステータスの詳しい説明については、こちらをご参照ください。

目次

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本ガイドラインについて

第1章.脳性麻痺の定義

1−1.脳性麻痺の定義(まとめ)

1−1−1. 脳性麻痺の診断にあたり、どのような定義に従えばよいか?

第2章.脳性麻痺の診断

2−1.ハイリスク児に対する評価(まとめ)

2−1−1. 周産期の各リスクファクタ−は、脳性麻痺の発生、タイプ、機能予後にどのような影響を及ぼすか?

2−1−2. GMsの評価により神経学的予後予測は可能か?

2−1−3. Brazelton新生児行動評価(NBAS)は、リハビリテ−ション介入の必要性の判断、あるいは脳性麻痺の予測にどこまで有効か?

2−1−4. Dubowitzの神経学的評価は、リハビリテ−ション介入の必要性の判断、あるいは脳性麻痺の予測にどこまで有効か?

2−2.脳性麻痺の診断(まとめ)

2−2−1. 診断に関連したkey months(4、7、10、18、36カ月)での評価項目とその対応は具体的にどのように行われるべきか? また、体重増加不良、ATNRなどの原始反射の残存、体幹の弱さが予後に及ぼす影響は?

2−2−2. 脳性麻痺の粗大運動能力の予後予測は、どのように行えばよいか?

2−2−3. 新生児期経頭蓋エコ−(US)によって、早産児の神経発達長期予後予測は可能か?

2−2−4. 脳性麻痺と診断された児において、MRIの施行は行うべきか?

2−2−5. 早期産児の神経発達長期予後予測において、経頭蓋エコ−(US)に加えて MRIの施行は必要か?

2−2−6. 低酸素性虚血性脳症(HIE)を発症した満期産児において、画像診断による神経発達長期予後予測は可能か?

第3章.脳性麻痺の評価法

3−1.脳性麻痺の評価法(まとめ)─どのような評価尺度が推奨されるか?

3−1−1. 粗大運動能力分類システム(GMFCS)

3−1−2. 粗大運動能力尺度(GMFM)

3−1−3. リハビリテ−ションのための子どもの能力低下評価法(PEDI)

3−1−4. 脳性まひ児の手指操作能力分類システム(MACS)

3−1−5. カナダ作業遂行測定(COPM)

3−1−6. 障害児の包括的評価法マニュアル(JASPER)

3−1−7. こどものための機能的自立度評価法(Wee−FIM)

3−1−8. 脳性麻痺の評価に歩行分析は有効か?

第4章.ハイリスク児への早期介入

4−1.ハイリスク児への早期介入(まとめ)

4−1−1. ハイリスク児に対する minimal handlingや NIDCAPによる治療にはエビデンスがあるか?

4−1−2. NICUでのカンガル−ケアなどの環境調節は、早期産児の機能予後を改善させるか?

4−1−3. ハイリスク児への呼吸理学療法はどのようなものが推奨できるか?

4−1−4. NICUからの哺乳訓練は、嚥下の機能予後に効果があるか?

4−1−5. NICUからのポジショニングは、運動機能の予後に効果があるか?

第5章.家族支援

5−1.家族支援(まとめ)

5−1−1. 障害告知はどのように行われるべきか?

5−1−2. 母親のストレスへの対応は、どのようにすればよいか?

5−1−3. 兄弟児への配慮は、どのようにすればよいか?

5−1−4. 子どもの家庭・家族の個別性と多様性、主体性とニ−ズを尊重した対等な関係性でのリハビリテ−ション(family−centered approach)の効果は?

第6章.運動障害と治療(リハビリテ−ション)

概説

6−1.運動障害のリハビリテ−ション(まとめ)

6−1−1. 神経発達学的治療法(NDT)−Bobath法は有効か?

6−1−2. Vojta法は有効か?

6−1−3. 上田法治療は、脳性麻痺における痙縮の減弱に有効か?

6−1−4. Conductive educationの効果は?

6−1−5. 脳性麻痺児に対する感覚統合療法は有効か?

6−1−6. 上肢機能に対するアプロ−チ

6−1−7. CI療法は有効か?

6−1−8. 集中的理学療法は有効か?

6−1−9. 乗馬療法の効果は?

6−1−10. 部分免荷トレッドミル歩行訓練(PBWSTT)は有効か?

6−1−11. 機能的電気刺激(FES)は有効か?

6−1−12. 筋力トレ−ニングは運動機能の改善に有用か?

6−1−13. 有酸素トレ−ニングは歩行機能の改善に有効か?

6−1−14. ロボットなどの機器を使用したトレ−ニングは、運動機能改善に有効か?

6−1−15. 子どもにとって有意義な活動を目標にした実際生活場面での、あるいは実際活動を想定した繰り返し練習の効果は?

6−2.装具療法(上下肢)、歩行補助具、車いす、座位・立位保持装置(まとめ)

6−2−1. 上肢装具の効果は?

6−2−2. 下肢装具の効果は?

6−2−3. 歩行補助具の効果は?

6−2−4. 車いすと電動車いすの導入と選択は?

6−2−5. 座位保持装置、シ−ティングシステムの効果は?

6−3.痙縮の治療法(まとめ)

6−3−1. 経口抗痙縮薬の効果は?

6−3−2. 筋緊張抑制ギプス療法の効果は?

6−3−3. フェノ−ルブロックの適応と禁忌、およびその効果は?

6−3−4. ボツリヌス療法の適応と禁忌、およびその効果は?

6−3−5. バクロフェン髄腔内投与療法(ITB)は推奨されるか?

6−3−6. 選択的後根切除術(SDR)は推奨されるか?

6−4.整形外科的治療(まとめ)

6−4−1. 歩行改善のための、下肢に対する整形外科的な一期的多部位手術は推奨されるか?

6−4−2. 歩行機能改善のための、一期的多部位手術以外の整形外科的治療は推奨されるか?

6−4−3. 上肢機能改善に手術療法は有効か?

6−4−4. 胸腰椎、頚椎に対する選択的筋解離手術(松尾法)は機能改善に有効か?

6−4−5. 脳性麻痺の股関節予後評価および(亜)脱臼に対する効果的な治療は何が推奨されるか?

6−4−6. 脳性麻痺の側弯症に対する保存療法は有効か?

6−4−7. 脳性麻痺の側弯症に対する手術療法は有効か?

6−5.今後期待される、その他の最新治療法(まとめ)

第7章.脳性麻痺の合併症と治療

7−1.脳性麻痺の合併症と治療(まとめ)

7−1−1. 嚥下障害に対する評価法と治療法は?

7−1−2. 呼吸障害に対する訓練法は?

7−1−3. てんかん発作への対応は?

7−1−4. コミュニケ−ション障害への対応は、どのように進めたらよいか?

7−1−5. AACは推奨されるか?

7−1−6. 聴覚障害に対する対応は?

7−1−7. 視覚障害・視知覚障害に対する対応は?

7−1−8. 膀胱・性機能

7−1−9. イレウスなど、消化器障害に対する対応は?

7−1−10. 骨量低下における介入

7−1−11. 脳性麻痺児の痛みの評価法は?

7−1−12. 発達障害への対応は?

第8章.成人期の問題

8−1.成人期の問題(まとめ)

8−1−1. 脳性麻痺児の加齢に伴う運動能力の低下、二次障害への対応は?

8−1−2. 脳性麻痺での頚椎症、頚髄症の治療法として何が推奨されるのか?

8−1−3. 重症児の親の高齢化について、どのように対応すべきか?

8−1−4. 思春期の心理的な問題(自尊心、うつなど)、性的問題にどのように対応するか?

第9章.就学と社会参加

9−1.就学と社会参加(まとめ)

9−1−1. 脳性麻痺児への有効な就学支援はどうあるべきか?

9−1−2. 脳性麻痺者への就労支援の効果は?

9−1−3. 脳性麻痺者の社会参加支援はどうあるべきか?

索引

このガイドラインは、日本リハビリテーション医学会、金原出版より許可を得て掲載しています。

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