(旧版)がん患者の消化器症状の緩和に関するガイドライン 2011年版

(旧版)がん患者の消化器症状の緩和に関するガイドライン 2011年版

初回投稿日:2012年3月31日
ページ更新日:2025年4月25日
初回投稿日:2012年3月31日
ページ更新日:2025年4月25日
旧版
部位
消化器
疾患
がん
監修・著編者
書誌情報
基本情報
文書の種類
診療ガイドライン
新旧属性
旧版
公開ステータス
本文掲載終了
Minds選定日
2011年12月21日
本文掲載日
2012年6月19日
Mindsからのお知らせ
この診療ガイドラインは、「がん患者の消化器症状の緩和」を主題として、日本緩和医療学会によって作成されています。2011年7月27日に金原出版から発行されました。Mindsでは、2011年12月21日に選定部会にて選定されています。
Mindsでの評価・選定・本文掲載等の状況については「基本情報」の「公開ステータス」の項目をご覧ください。
診療ガイドライン評価・選定・掲載の手順や、公開ステータスの詳しい説明については、こちらをご参照ください。
目次
Ⅰ章 はじめに
1 ガイドライン作成の経緯
2 ガイドラインの使用上の注意
1.使用上の注意
2.構成とインストラクション
3.他の教育プログラムとの関係
4.本ガイドラインの限界と今後の検討課題,定期的な再検討の必要性
3 推奨の強さとエビデンスレベル
1.エビデンスレベル
2.推奨の強さ
3.推奨の強さとエビデンスレベルの臨床的意味
4 用語の定義と概念
Ⅱ章 背景知識
1 嘔気・嘔吐の病態生理
1.大脳皮質からの入力
2.化学受容器引金帯からの入力
3.前庭器からの入力
4.末梢からの入力
2 嘔気・嘔吐の原因
1.頻度
2.がん患者における嘔気・嘔吐の原因
3 嘔気・嘔吐の評価
1.嘔気と嘔吐
2.嘔気・嘔吐の尺度
① 単項目の評価尺度
② 嘔気・嘔吐を含む包括的評価尺度
③ 嘔気・嘔吐にも使用可能な代理評価尺度
4 身体所見と検査
1.問診
① 現病歴
② 既往歴
2.身体所見
① 視診
② 触診
③ 聴診
3.検査所見
① 血液検査
② 画像検査
5 薬剤の解説
1.ドパミンD2受容体拮抗薬
2.ヒスタミンH1受容体拮抗薬
3.抗コリン薬
4.セロトニン5HT3受容体拮抗薬
5.セロトニン5HT4受容体刺激薬
6.コルチコステロイド
7.オクトレオチド
8.ニューロキニンNK1受容体拮抗薬
9.その他
Ⅲ章 推奨
推奨の概要
1 嘔気・嘔吐の薬物療法
化学療法,放射線治療が原因でない,嘔気・嘔吐のあるがん患者に,制吐薬は有効か?
2 悪性消化管閉塞の薬物療法
消化管閉塞が原因である,嘔気・嘔吐のあるがん患者に,薬物療法は有効か?
Ⅳ章 関連する特定の病態の治療と非薬物療法
1 特定の病態に対する治療
1.悪性腹水
1.定義
2.疫学
3.原因・評価・分類
4.治療
① 食事療法
② 輸液の調整
③ 利尿薬
④ 腹腔穿刺
⑤ 腹腔静脈シャント
⑥ その他の治療法
5.まとめ
2.便秘
1.定義
2.疫学
① 頻度
② 便秘による影響
3.原因
4.評価
5.治療
① 予防
② 薬物療法
③ 非薬物療法
6.まとめ
2 非薬物療法
1.看護ケア
1.看護ケア
① 嘔気・嘔吐がある患者への対応
② 嘔気・嘔吐に影響する因子に対するケア
2.非薬物療法
3.まとめ
2.食事指導
1.嘔気・嘔吐のある患者の食事
① 消化管閉塞のない場合
② 消化管閉塞のある場合
2.まとめ
3.外科治療,内視鏡治療,ドレナージ
1.外科治療
① 病態(閉塞部位)からみた消化器がんに対する緩和手術の術式
② 外科治療の実際
2.消化管閉塞に対する内視鏡による消化管ステント留置
① 食道閉塞の場合
② 胃,十二指腸閉塞の場合
③ 結腸,直腸閉塞の場合
3.消化管閉塞に対するドレナージの方法(経鼻胃管,PEGなど)
Ⅴ章 資料
1 作成過程
① 概要
② 臨床疑問の設定
③ 系統的文献検索
④ ガイドラインと教科書
⑤ 妥当性の検証
⑥ 日本緩和医療学会の承認
2 文献検索式
3 海外他機関によるガイドラインの要約
1.ガイドライン
2.系統的レビュー
ガイドラインプールリスト
4 今後の検討課題
① 今回のガイドラインでは,対応しなかったこと
② 用語の定義,背景知識
③ 今後の検討や,新たな研究の必要なこと
索引
このガイドラインは、日本緩和医療学会、金原出版より許可を得て掲載しています。
書誌情報には、評価対象となった発行物の情報を記載しています。
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