(旧版)科学的根拠に基づく急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドライン
(旧版)科学的根拠に基づく急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドライン
初回投稿日:2006年3月7日
ページ更新日:2006年3月7日
初回投稿日:2006年3月7日
ページ更新日:2006年3月7日
旧版
(旧版)科学的根拠に基づく急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドライン
部位
消化器
疾患
感染症
監修・著編者
急性胆道炎の診療ガイドライン作成出版委員会
書誌情報
作成委員会
急性胆道炎の診療ガイドライン作成出版委員会、厚生労働科学研究(医療技術評価総合研究事業)急性胆道炎の診療ガイドラインの作成,普及に関する研究班、日本腹部救急医学会、日本胆道学会、日本肝胆膵外科学会
発行年月日
2005年9月
版
第1版
発行元
発行形式
単行本
基本情報
文書の種類
診療ガイドライン
新旧属性
旧版
公開ステータス
本文掲載終了
Minds選定日
本文掲載日
2006年3月7日
Mindsからのお知らせ
この診療ガイドラインは、「急性胆管炎・胆嚢炎」を主題として、急性胆道炎の診療ガイドライン作成出版委員会によって作成されています。2005年9月に医学図書出版から発行されました。
Mindsでの評価・選定・本文掲載等の状況については「基本情報」の「公開ステータス」の項目をご覧ください。
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目次
クリニカルクエスチョン一覧
第I章 序
1. 本ガイドラインの目的
2. 本ガイドラインを使用する場合の注意事項
3. ガイドライン作成法
4. ガイドライン出版,作成ならびに評価に関する委員
5. 文献検索法,文献レベル,推奨度
1)文献レベルの分類法
2)推奨度分類
6. 改訂
7. 資金
引用文献
第II章 本ガイドライン作成の必要性と特徴
1. 本ガイドライン作成の背景
2. 診断基準(スタンダード)の必要性
1)急性胆管炎の診断基準と重症度判定
2)急性胆嚢炎の診断基準と重症度判定
3. 急性胆管炎の診断と治療
4. 急性胆嚢炎の診断と治療
5. 本ガイドラインが目指すもの:実地臨床に根ざしたガイドライン,国際的な視野にたったガイドライン
引用文献
第III章 定義・病態と疫学
1. 定義および病態
1)急性胆管炎
(1)重症度分類の概略
(2)急性胆管炎に関する記載(定義)の変遷
(3)その他の留意すべき病態:特殊な胆管炎
2)急性胆嚢炎
(1)重症度による分類
(2)急性胆嚢炎の病理学的・病態学的分類
(3)急性胆嚢炎に伴う合併症・併存病態
(4)特殊な急性胆嚢炎
2. 成因,発生頻度
Q1 急性胆管炎発症の成因は?
Q2 胆汁感染の危険因子は?
Q3 ERCP後急性胆道炎の発生頻度は?
Q4 急性胆嚢炎の成因は?
Q5 急性胆嚢炎の重篤化は?
Q6 無症状あるいは軽症状の胆石症患者が急性胆嚢炎を発症するリスクは?
Q7 急性無石胆嚢炎の頻度は?
Q8 急性無石胆嚢炎の危険因子は?
Q9 AIDSと急性胆道炎の関連は?
Q10 薬剤と急性胆嚢炎の関連は?
Q11 回虫症は胆道疾患に関連するか?
Q12 妊娠は,急性胆道炎の危険因子か?
Q13 “4F”や“5F”は急性胆嚢炎の発症に関連があるか?
3. 予後
1)急性胆管炎
Q14 急性胆管炎患者の死因は?
Q15 急性胆管炎の死亡率は?
Q16 急性胆管炎の治療後の再発率は?
2)急性胆嚢炎
Q17 急性胆嚢炎に対して保存的治療が施行された場合の再発率は?
Q18 急性胆嚢炎患者の死因は?
Q19 急性胆嚢炎の死亡率は?
引用文献
第IV章 診療フローチャートと診療のポイント
1)急性胆道炎の診療フローチャート
2)急性胆道炎の診療のポイント
3)急性胆管炎の診療フローチャート
4)急性胆管炎の診療のポイント
5)急性胆嚢炎の診療フローチャート
6)急性胆嚢炎の診療のポイント
症例:重症胆嚢炎に胆管炎を伴った症例
引用文献
第V章 急性胆管炎 ―診断基準と重症度判定―
1. 診断基準,重症度診断と搬送基準
1)急性胆管炎の診断基準
2)重症度診断
Q20 重症急性胆管炎がこれまでどう定義されてきたか?
Q21 どのような因子があれば重症であるとされてきたか?
Q22 重症急性胆管炎とは?
Q23 重症急性胆管炎以外に,どのような胆管炎で胆道ドレナージを行うべきか?
Q24 急性胆管炎の重症度の定義と重症度判定基準は?
症例:入院時経過中にショックとなった急性胆管炎
3)搬送基準
Q25 どのような急性胆管炎を,いかなる施設に搬送すべきか?
2. 臨床徴候
1)急性胆管炎の歴史的背景,その疾患概念と臨床徴候
2)急性胆管炎の臨床徴候
Q26 どのような臨床症状の患者で急性胆管炎を疑うべきか(急性胆管炎はどのような症状をきたすのか)
3)臨床徴候と急性胆管炎の病態
3. 血液検査
Q27 急性胆管炎の診断に必要な血液検査は?
Q28 重症急性胆管炎の診断に必要な血液検査は?
Q29 急性胆管炎の診療における血清アミラーゼ値度測定の意義は?
4. 画像診断
1)単純X線写真
Q30 急性胆道炎に特異的なX線所見はあるか?
Q31 急性胆管炎を疑った場合,単純X線
写真を撮るべきか?
Q32 急性胆管炎を疑った場合,まず行うべき形態学的検査は?
2)超音波検査(体外式)
Q33 急性胆管炎を考えるべき超音波所見は?
3)MRI,MRCP(magnetic resonance cholangiopancreatography)
Q34 急性胆管炎におけるMRI,MRCPの適応と意義は?
Q35 MRCPの胆管結石の診断能とその限界は?
Q36 MRCPの読影上注意すべき点は?
4)X線CT(Computed tomography)
Q37 急性胆管炎でのCTの診断能は?
5)DIC-CT(Drip infusion cholangiographic-computed tomography)
Q38 その他に急性胆管炎の診断に有用な画像診断法は?
6)ERCP(Endoscopic retrograde cholangiopancreatography)
Q39 急性胆管炎におけるERCPの意義は?
5. 鑑別診断
Q40 急性胆管炎の診断時に鑑別を要する疾患は?
Q41 急性胆管炎と悪性疾患の鑑別に有用な検査は?
Q42 術後急性胆管炎に悪性疾患は隠れていないか?
引用文献
第VI章 急性胆管炎 ―基本的治療―
1. 基本的治療方針と初期治療
Q43 急性胆管炎における基本的診療方針は?
Q44 急性胆管炎の初期治療は何か?
2. 細菌学的検索と抗菌薬
Q45 急性胆管炎における細菌検査はどのように行うべきか?
Q46 急性胆管炎における細菌培養陽性率は?
Q47 急性胆管炎において同定される菌種は?
Q48 胆汁感染を臨床徴候から予測できるか?
Q49 どのような症例に抗菌薬を投与すべきか?
Q50 抗菌薬はいつから使用するのか?
Q51 基本的な投与法,投与量,投与経路は?
Q52 抗菌薬選択に際して考慮すべきことは?
Q53 胆管胆汁移行性のよい抗菌薬は?
Q54 抗菌薬治療についての臨床試験の結果は?
Q55 急性胆管炎において推奨される抗菌薬の選択基準は?
Q56 胆道閉塞の存在する急性胆管炎に対する抗菌薬投与は?
引用文献
第VII章 急性胆管炎 ―根本的治療― 胆管ドレナージ法の選択とそのタイミング
Q57 胆管ドレナージ法の選択は?
Q58 内視鏡的ドレナージの方法は?
Q59 開腹ドレナージの適応は?
Q60 急性胆管炎で胆管結石の処置をした後に胆嚢摘出術は必要か?
引用文献
第VIII章 急性胆管炎に対する各種ドレナージ手技
1. 臨床的意義
2. ドレナージのタイミング
3. 内視鏡的胆道ドレナージ術の手技の実際
1)ERC
2)EST
(1)Standard techniQues
(2)Precutting techniQues
(3)内視鏡的胆道ドレナージにおけるESTの意義
Q61 内視鏡的ドレナージにESTは必要か?
3)内視鏡的胆道ドレナージ法
Q62 ENBDとstent placementのどちらを選択すべきか?
4)経皮経肝的胆道ドレナージ(PTCD:percutaneous transhepatic cholangial drain-age or PTBD:percutaneous transhepatic biliary drainage)
Q63 内視鏡的胆道ドレナージか経皮経肝的ドレナージか?
5)開腹ドレナージ
引用文献
第IX章 急性胆嚢炎 ―診断基準と重症度判定―
1. 診断基準と重症度判定基準
1)急性胆嚢炎の診断基準
2)急性胆嚢炎の重症度判定基準
3)急性胆嚢炎の診療指針
4)急性胆嚢炎の搬送基準
症例
写真1 胆嚢捻転症症例1(重症胆嚢炎)
写真2 胆嚢捻転症症例2(重症胆嚢炎)
写真3 気腫性胆嚢炎症例1(重症胆嚢炎)
写真4 気腫性胆嚢炎症例2(重症胆嚢炎)
症例:壊疽性胆嚢炎
写真6 化膿性胆嚢炎症例(重症胆嚢炎)
2. 臨床徴候
Q64 急性胆嚢炎の症状は?
Q65 急性胆嚢炎の理学所見は?
Q66 腹痛で来院した患者の中で急性胆嚢炎はどのくらいの頻度か?
3. 血液検査
Q67 急性胆嚢炎の診断に必要な血液検査は?
Q68 急性胆嚢炎の重症度判定に必要な血液検査は?
Q69 急性胆嚢炎の診療におけるビリルビン,肝・胆道系酵素の血中濃度測定の意義は?
Q70 急性胆嚢炎の診療におけるアミラーゼの血中値測定の意義は?
4. 画像診断
1)超音波検査(体外式)
Q71 急性胆嚢炎を疑った場合,まず行う画像検査は?
Q72 急性胆嚢炎の超音波所見は?
Q73 急性胆嚢炎の重症度判定においてはどのような超音波所見に着目すべきか?
2)CT(computed tomography)
Q74 急性胆嚢炎の診療においてどのような場合にCTを撮影するべきか?
Q75 急性胆嚢炎のCT所見は?
Q76 急性胆嚢炎の重症度判定においてはどのようなCT所見に着目すべきか?
3)MRI(magnetc resonance imaging)
Q77 急性胆嚢炎におけるMRIの意義は?
4)単純X線写真
Q78 急性胆嚢炎を疑った場合,単純X線写真を撮るべきか?
5)ERCP(endoscopic retrograde cholangiopancreatography)
6)EUS(endoscopic ultrasonography)
7)胆道シンチグラフィー(HIDA scan:technetium hepatobiliary iminodiacetic acid scan)
8)DIC(drip infusion cholangiography)
5. 鑑別診断
Q79 急性胆嚢炎と鑑別を要する疾患は? 留意を要することは?
Q80 急性胆嚢炎に胆嚢癌が合併している頻度は?
Q81 急性胆嚢炎と診断された症例が短時間に増悪した場合には,何を考えるか?
Q82 妊娠中に急性胆嚢炎が疑われる場合,鑑別すべき疾患は?
Q83 急性胆嚢炎の穿孔の頻度は?
6. 診断基準
7. 重症度判定基準と搬送基準
1)重症急性胆嚢炎の定義
2)予後規定因子
3)急性胆嚢炎の重症度判定基準
4)急性胆嚢炎の診療指針,搬送基準
引用文献
第X章 急性胆嚢炎 ―基本的治療―
1. 基本的治療方針と初期治療
Q84 急性胆嚢炎における基本的治療方針は?
Q85 急性胆嚢炎の初期治療は何か?
Q86 胆石疝痛発作に対するNSAIDs投与は急性胆嚢炎発症予防に有効か?
Q87 急性胆嚢炎における緊急あるいは早朝の手術やドレナージの適応基準は?
Q88 無石胆嚢炎に対する対処は?
2. 細菌学的検索と抗菌薬
Q89 急性胆嚢炎における細菌検査はどのように行うべきか?
Q90 急性胆嚢炎における細菌培養陽性率は?
Q91 胆汁感染を臨床徴候から予測できるか?
Q92 どのような症例に抗菌薬を投与すべきか?
Q93 抗菌薬はいつから使用するのか?
Q94 基本的な投与法,投与量,投与経路は?
Q95 抗菌薬選択に際して考慮すべきことは?
Q96 胆嚢壁移行性のよい抗菌薬は?
Q97 抗菌薬治療についての臨床試験の結果は?
Q98 急性胆嚢炎において推奨される抗菌薬の選択基準は?
重症度別にみた抗菌薬使用例
引用文献
第XI章 急性胆嚢炎 ―胆嚢ドレナージ法―
1. 臨床的意義
2. ドレナージ時期
3. 手技
1)経皮経肝胆嚢ドレナージ(PTGBD:percutaneous transhepatic gallbladder drainage)
2)経皮経肝胆嚢吸引穿刺法(PTGBA:percutaneous transhepatic gallbladder aspiration)
3)その他
Q99 急性胆嚢炎で胆嚢ドレナージが必要な場合,手技として何を選択したらよいのか?
引用文献
第XII章 急性胆嚢炎 ―手術法の選択とタイミング―
Q100 手術術式は,腹腔鏡下胆嚢摘出術か開腹下胆嚢摘出術か?
Q101 急性胆嚢炎に対する適切な手術時期は?
Q102 腹腔鏡下胆嚢摘出術の注意すべき偶発症は何か?
Q103 腹腔鏡下胆嚢摘出術から開腹下胆嚢摘出術へ移行するタイミングはいつがよいか?
Q104 PTGBD・PTGBAを行った場合の適切な手術時期はいつか?
Q105 内視鏡的乳頭切開による総胆管砕石後の腹腔鏡下胆嚢摘出術の時期は?
引用文献
第XIII章 特殊な胆道炎
1. 小児の胆道炎
Q106 小児急性胆管炎,胆嚢炎の成因は?
Q107 小児急性胆道炎の診断は?
Q108 小児急性胆道炎の適切な初期治療,搬送基準は?
引用文献
2. 高齢者の胆道炎
Q109 高齢者の急性胆管炎に対する治療法は?
Q110 高齢者の急性胆嚢炎の病態は?
Q111 サージカルリスクのため手術困難と判断された高齢者の急性胆嚢炎に対する治療法は?
Q112 高齢者の急性胆嚢炎に対する手術治療のタイミングは?
Q113 高齢者の急性胆嚢炎に対する手術術式は?
引用文献
3. 無石胆嚢炎
Q114 無石胆嚢炎の診療におけるポイントは?
Q115 急性無石胆嚢炎の頻度と予後は?
Q116 急性無石胆嚢炎の危険因子は何か?
Q117 無石胆嚢炎の診断法は?
Q118 超音波検査で無石胆嚢炎の診断は可能か?
Q119 無石胆嚢炎の診療方針は?
引用文献
4. 肝内結石に伴う急性胆管炎,肝内区域性胆管炎
Q120 急性胆管炎を伴う原疾患としての肝内結石症の診断は?
引用文献
5. 膵胆道悪性腫瘍に伴う急性胆道炎
1)急性胆管炎
Q121 膵胆道悪性腫瘍に伴う急性胆管炎に対する初期診療方針は?
Q122 膵胆道悪性腫瘍に伴う急性胆管炎におけるドレナージ法の選択は?
2)急性胆嚢炎
Q123 胆嚢癌を合併した急性胆嚢炎の初期診療方針は?
Q124 胆管癌の術前治療中に急性胆嚢炎を併発した際の診療方針は?
引用文献
6. 術後胆道炎
Q125 手術後に胆道炎は隠れていないか?
引用文献
7. 先天性総胆管拡張症や膵管胆道合流異常に伴う急性胆道炎
Q126 先天性総胆管拡張症や膵管胆道合流異常に伴う急性胆管炎の特徴は?
引用文献
8. 原発性硬化性胆管炎
Q127 急性胆管炎と原発性硬化性胆管炎(PSC)の鑑別は?
Q128 限局性の原発性硬化性胆管炎に対する治療法は?
引用文献
第XIV章 急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドラインのフィードバックの経過
1. 第40回日本胆道学会学術集会(2004.9.24~25,つくば市)
2. 第17回日本外科感染症学会での公開シンポジウム
3. 外部評価委員会
4. 第41回日本腹部救急医学会総会(2005.3.10~11,名古屋市)
1)急性胆管炎の診断基準
2)急性胆管炎の重症度判定基準
3)急性胆管炎の診療指針
4)急性胆嚢炎の診断基準
5)急性胆嚢炎の重症度判定基準
6)急性胆嚢炎の診療指針
7)急性胆道炎での抗菌薬の使用
8)急性胆管炎に対する胆道ドレナージ
9)併存疾患のない有石急性胆嚢炎での手術
10)年齢と手術時期,術式
おわりに
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書誌情報には、評価対象となった発行物の情報を記載しています。
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