ガイドラインの活用と有効性評価
(2020年11月20日更新)
数多くの診療ガイドラインが作成される中で、「必要な臨床家にガイドラインが認知されていない」「認知はされているが現場で活用されていない」などの報告がしばしばされており、診療ガイドラインの活用は必ずしも十分ではないと言われています。
近年の研究では、診療ガイドラインの活用を阻むさまざまな要因があること、阻害要因を考慮しながら「診療ガイドラインを必要な臨床家に適切に活用してもらうための普及方法」を、作成段階から考えていくことが重要視されています。
さらに、「診療ガイドラインを作成することで、重要臨床課題がどれくらい解決し、患者アウトカムが改善したか」を評価し、診療ガイドラインの改訂へとつなげていく取り組みも、世界的に関心が高まっています。
このページでは、本領域に積極的に取り組むいくつかの診療ガイドラインの作成グループへインタビューを行い、診療ガイドラインが現場で適切に活用されることを目指して行った工夫や、診療ガイドラインをとりまく質の評価の取り組みなどの一例をご紹介します。ぜひご参照ください。
1) 「診療ガイドラインの普及と医療の質向上の評価」に関する提言
診療ガイドライン作成段階から、ガイドラインの普及・活用および評価の工程までを念頭に置いて進めることの重要性をまとめたものです。以下からご利用ください。
2) 診療ガイドライン作成グループからの取り組みの報告
本領域に積極的に取り組むいくつかの診療ガイドラインの作成グループへインタビューを行い、診療ガイドラインが現場で適切に活用せれることを目指して行った工夫や、診療ガイドラインを取り巻く質の評価の取り組みなどの一例をご紹介します。ぜひご参照ください。