腎癌 Minds版やさしい解説

がんの転移・浸潤とは?


がん細胞が、発生した場所で増え続けていくとともに、周りの器官に直接広がっていくことを浸潤(しんじゅん)といいます。
がん細胞が周囲にある血管リンパ管に入り込み、血液やリンパ液の流れによってたどり着いた場所で広がることを転移といいます。

転移に関する用語は、転移の仕方によって、次のようなものがよく使われます。


表3・転移の種類
がん細胞が、周囲にあるリンパ管に入り込み、近くのリンパ節に転移し、さらにリンパ液に乗って運ばれ、遠くのリンパ節にまで広がっていく
がん細胞が、近くの毛細血管静脈に入り込み、血液の流れに乗って運ばれ、たどりついた臓器で広がっていく
がん細胞が、臓器のもっとも外側の膜から浸潤し、胸腔や腹腔内にあたかも種をまいたように散らばって広がっていく



図4・浸潤・転移のしくみ
図4・浸潤・転移のしくみ



 
 
 
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