高尿酸血症・痛風 Minds版やさしい解説

高尿酸血症が起こるしくみと痛風になるまで


◆高尿酸血症が起こるしくみ
 
高尿酸血症はどのような原因で起こるのでしょうか?

ヒトが生きていくうえで必要なエネルギー核酸*4などの原料になるのがプリン体という物質です。
尿酸は、プリン体がエネルギーとして使われて不要となった老廃物の1つです。

尿酸は通常、血液中と尿中に溶けています。
そして通常は、体内の尿酸の量は産生も排泄も同量で、常に一定量に保たれています。
ところが、さまざまな生活習慣で体内に蓄積される尿酸の量が増える場合があります。

すなわち、尿酸が過剰につくられたり、腎臓から尿酸の排泄量が少なくなると体内での尿酸の量が多くなり、高尿酸血症になるというしくみです。


角1 角2
  *4核酸とは ■  
尿酸のもととなる,デオキシリボ核酸〔DNA〕とリボ核酸〔RNA〕から成ります. 動物や植物の細胞核の中に存在し,ヒトの遺伝情報に関係するはたらきがあります.
角3 角4


 尿酸が排泄されるまで
〔健康な人の場合〕




◆高尿酸血症の分類
 
高尿酸血症には、大きく3つのタイプがあります。




◆痛風になるまで
 
尿酸の産生と排泄バランスがくずれて、血清尿酸値が高いままで放置しておくと、痛風発作が発症します。

体内で過剰となった尿酸が結晶化して関節にたまり、痛風発作の激痛が現れます。
発作はとても辛いものですが、1〜2週間程度で治まってしまうことも多く、そのまま放っておく人もいるようです。
しかし、慢性化すると腎障害、尿路結石、心血管疾患などの重大な合併症が引き起こされる場合があります。


 痛風になるまで


ページトップへ

ガイドライン解説

close-ico
カテゴリで探す
五十音で探す

診療ガイドライン検索

close-ico
カテゴリで探す
五十音で探す