急性胆管炎・胆嚢炎 Minds版やさしい解説

急性胆管(たんかん)炎・胆(たん)のう炎とは?


胆(たん)のうは、肝臓と膵(すい)臓のあいだの場所にある、袋のような形をした臓器です。
胆管(たんかん)は、肝臓や胆のうと十二指腸(じゅうにしちょう)をつなぐ管です。


図1・胆管たんかんたんのうの位置
図1・胆管・胆のうの位置
角1 角2
 
胆のう ・・・ 肝臓でつくられた胆汁(たんじゅう)という成分を貯蔵し、濃縮するはたらきがあります。
胆汁 ・・・・ 脂肪の消化吸収を促すはたらきがあります。
食べ物が胃から十二指腸に運ばれてくると、胆のうが刺激され、ポンプのように胆汁を押し出します。
 
角3 角4


胆汁は、胆管を通って十二指腸へと流れますが、胆汁の成分の一部がかたまり、石[胆石(たんせき)]ができることがあります。
多くの場合、この胆石が原因で胆汁の流れがとどこおり、細菌感染などによって胆管に炎症が起きた場合を急性胆管炎、胆のうに起きた場合を急性胆のう炎といいます。



図2・胆石たんせきとは? 図3・急性胆管たんかん炎・たんのう炎の発症のしくみ
図2・胆石とは? 図3・急性胆管炎・胆のう炎の発症のしくみ

 

 
 
 
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