(旧版)EBMに基づく 胃潰瘍診療ガイドライン 第2版 -H. pylori二次除菌保険適用対応-

文献ID:S0028159

著者

芦沢真六/白川和夫/崎田隆夫

出典: Progress in Medicine/ 3巻, 1169-91頁/ 発行年 1983年

研究デザイン

RCT

エビデンスレベル

レベルII:1つ以上のランダム化比較試験による

対象者(疾患/病態)

全国75施設で内視鏡検査により胃潰瘍と診断された患者

サンプルサイズ

265例(E-0671群:プログルミド群=131:134)

セッティング

多施設

追跡率

95.5%,253例(E-0671群:プログルミド群=127:126)

予知因子:介入/要因曝露と対照

E-0671 50mgカプセル3カプセルとプロミドのプラセボ8錠,またはE-6071のプラセボ3カプセルとプロミド200mg錠8錠を1日3-4回に分け8週間内服.

エンドポイント(アウトカム)

8週間における自覚症状改善度,内視鏡的潰瘍治癒率など

主な結果と結論

・自覚症状に関する改善度は両群間で有意差を認めなかった.
・8週間目の内視鏡治癒率はE-6071群:プログルミド群(81/116:72/118)であり,両群間で有意差を認めなかった.

効果指標値(95%信頼区間)

統計学的解析法:Mann-WitneyのU検定,χ2検定,Fisherの直接確率計算法

コメント

採用.但し,対照薬としたプログルミド製剤が難治性潰瘍に対して二重盲検試験でゲファルネートより有効であるとする川井啓市らの報告(Clin Eval 1978; 6:69)の吟味が必要.

Verhagenらの内的妥当性チェックリスト<スコア基準 はい:1、いいえ:0、不明:0>

治療割り付け:ランダム化されているか 1
治療割り付け:盲検化されているか 1
最も重要な予後因子について群間に差が無いか 1
適格例の基準が決められているか 1
アウトカムの検査者は盲検化されているか 1
ケアの供給者は盲検化されているか 1
患者は盲検化されているか 1
一次エンドポイントの点評価値とばらつきの指標が示されているか 0
治療企図分析(Intention-to-treat analysis)が行われているか 0

総スコア 7

アブストラクトテーブル用記述

活動性胃潰瘍の自覚症状改善度,内視鏡治癒率はE-0671とプログルミドで有意差を認めない.

ページトップへ

ガイドライン解説

close-ico
カテゴリで探す
五十音で探す

診療ガイドライン検索

close-ico
カテゴリで探す
五十音で探す