咳嗽に関するガイドライン第2版 作成委員一覧 |
巻頭フローチャート |
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1 成人の感染性咳嗽の診断 |
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2 成人の遷延性慢性咳嗽の診断 |
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3 小児の慢性咳嗽の代表的疾患と診断 |
目次 |
推奨グレード,文献のエビデンスレベルに関する記載 |
第Ⅰ章 緒言 |
第Ⅱ章 咳嗽の発生機序 |
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CQ1 |
なぜ咳嗽が発生するのか |
CQ2 |
生理的咳嗽反応(反射)の経路は |
CQ3 |
病的咳嗽反応(反射)の経路は |
第Ⅲ章 咳嗽の分類と原因疾患 |
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CQ1 |
咳嗽は臨床的にどのように分類するか |
CQ2 |
成人慢性咳嗽の頻度の高い原因疾患は何か |
第Ⅳ章 咳嗽診療の原則 |
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CQ1 |
咳嗽患者に対する初期診療のポイントは |
CQ2 |
胸部X 線写真の異常や喘鳴を認めない患者での原因診断の進め方は |
CQ3 |
診断のメド(治療前診断)がついたら次はどうするか |
CQ4 |
治療前診断に基づく治療が無効,あるいは部分的にのみ有効ならどうするか |
CQ5 |
別の治療前診断に基づき特異的治療を行っても咳が改善しない場合は |
第Ⅴ章 咳嗽治療の原則 |
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CQ1 |
咳嗽治療の構成は |
CQ2 |
慢性咳嗽に診断的治療は有用か |
CQ3 |
咳喘息の咳嗽には維持療法が必要か |
第Ⅵ章 咳嗽治療薬 |
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CQ1 |
咳嗽治療薬の現状と基本事項は |
CQ2 |
乾性咳嗽に対する非特異的治療薬は |
CQ3 |
湿性咳嗽に対する非特異的治療薬は |
第Ⅶ章 主要な原因疾患 |
A. 感染性咳嗽 |
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1. 感染性咳嗽の総論的事項 |
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a. 感染性咳嗽の定義 |
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CQ1 |
感染性咳嗽はどのような病態か |
CQ2 |
咳嗽の持続は原因となった微生物の気道での存在を意味するか |
CQ3 |
気道感染症はどのように分類するか |
CQ4 |
感染性咳嗽の持続期間はどのくらいか |
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b. 感染性咳嗽の疫学 |
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CQ1 |
感染性咳嗽患者はどのくらい受診しているか |
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c. 感染性咳嗽の診断 |
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CQ1 |
急性気管支炎としての感染性咳嗽の病態分類はどのように行うか |
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CQ2 |
咳嗽の原因が感染症であると診断するのはどのような場合か |
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d. 感染性咳嗽の検査 |
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CQ1 |
咳嗽の原因検索のために必須の検査は何か |
CQ2 |
原因微生物の検査が必要な場合は |
CQ3 |
咳嗽で肺炎を疑うのはどのような場合か |
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e. 感染性咳嗽の特異的治療 |
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CQ1 |
咳嗽に対して抗菌薬が適応となるのはどのような場合か |
CQ2 |
感染性咳嗽にどのような抗菌薬を選択するか |
CQ3 |
マクロライド耐性マイコプラズマに選択する抗菌薬は何か |
CQ4 |
治療中の隔離は必要か |
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f. 非感染性咳嗽の鑑別 |
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CQ1 |
感染性咳嗽と診断したが,持続が8 週間を超えた場合どうするか |
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2. マイコプラズマ |
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CQ1 |
マイコプラズマによる咳嗽の病態は |
CQ2 |
マイコプラズマによる咳嗽を疑う臨床像は |
CQ3 |
血液検査でマイコプラズマによる咳嗽が診断できるか |
CQ4 |
どのような薬がマイコプラズマによる咳嗽に有効か |
CQ5 |
マイコプラズマによる咳嗽は再発するか |
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3. 百日咳 |
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CQ1 |
成人の百日咳は最近増えているか |
CQ2 |
百日咳を疑う咳とは |
CQ3 |
日常診療での百日咳の診断はどうすればいいか |
CQ4 |
どのような抗菌薬が百日咳に有効か |
CQ5 |
有効な抗菌薬で百日咳の咳は改善するか |
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4. 結核 |
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CQ1 |
結核の診断はどのように行うか |
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5. その他(麻疹,水痘) |
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CQ1 |
麻疹・水痘感染による咳嗽の病態・臨床像は |
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CQ2 |
麻疹・水痘感染による咳嗽の診断・治療は |
B. 副鼻腔気管支症候群(SBS) |
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CQ1 |
SBS の定義と病態は |
CQ2 |
慢性咳嗽におけるSBS の頻度は高いのか |
CQ3 |
SBS の診断に何が参考となるか |
CQ4 |
SBS に対する第1 選択薬として何を選ぶか |
CQ5 |
SBS に対する治療の有効性の判断は |
CQ6 |
SBS の併用薬は |
C. 咳喘息 |
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CQ1 |
咳喘息とはどのような疾患か |
CQ2 |
咳喘息の臨床像の特徴は |
CQ3 |
咳喘息の病態は |
CQ4 |
咳喘息の確定診断はどのように行うか |
CQ5 |
咳喘息の治療の原則は |
D. アトピー咳嗽 |
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CQ1 |
アトピー咳嗽の病態は |
CQ2 |
アトピー咳嗽の臨床像は |
CQ3 |
アトピー咳嗽の診断法は |
CQ4 |
アトピー咳嗽の治療法は |
CQ5 |
アトピー咳嗽の予後は |
E. 胃食道逆流症(GERD) |
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CQ1 |
GERD とは何か |
CQ2 |
GERD に伴う慢性咳嗽は増加しているか |
CQ3 |
GERD による咳の発生機序は |
CQ4 |
GERD による咳の特徴は |
CQ5 |
GERD による咳の診断は |
CQ6 |
GERD に伴う慢性咳嗽の治療は |
F. 感染後咳嗽 |
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CQ1 |
感染後咳嗽の定義は |
CQ2 |
感染後咳嗽の治療法は |
G. 慢性気管支炎 |
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CQ1 |
慢性気管支炎の原因は |
CQ2 |
慢性気管支炎の定義は |
CQ3 |
慢性気管支炎の診断と治療は |
CQ4 |
慢性気管支炎の急性増悪期と慢性安定期における抗菌薬の有用性は |
H. 耳鼻科疾患(含異物) |
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CQ1 |
喉頭アレルギーの治療効果のエビデンスは |
CQ2 |
通年性アレルギー性鼻炎の後鼻漏による咳に対する治療効果は |
CQ3 |
後鼻漏による咳の現状は |
CQ4 |
気管支異物は慢性咳嗽の原因となるか |
I. 小児科疾患(含心因性) |
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1. 小児の急性咳嗽 |
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a. 原因疾患 |
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1) 小児急性咳嗽の代表的な疾患 |
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CQ1 |
小児急性咳嗽の原因疾患として多いのは |
CQ2 |
小児急性咳嗽の鑑別すべき原因疾患は |
CQ3 |
小児急性咳嗽の重篤な原因疾患の存在を疑う咳嗽の特徴は |
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2) クループ |
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CQ1 |
クループとはどのような症状か |
CQ2 |
クループの早期に有効な治療法は |
CQ3 |
クループにステロイドの効果はあるか |
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3) 気道異物 |
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CQ1 |
どのような場合に気道異物を疑うか |
CQ2 |
気道異物の診断に有用な検査法は |
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b. 診断の注意点 |
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CQ1 |
小児は年齢により頻度の多い疾患は異なるか |
CQ2 |
小児の気道感染では年齢により微生物に違いはあるか |
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c. 治療 |
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1) ヒスタミン受容体拮抗薬,β2 刺激薬 |
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CQ1 |
小児の急性咳嗽にヒスタミン受容体拮抗薬は有効か |
CQ2 |
小児の急性咳嗽に気管支拡張薬は有効か |
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2) 抗菌薬 |
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CQ1 |
小児の急性咳嗽に抗菌薬は必要か |
CQ2 |
小児の急性咳嗽にどのような抗菌薬を選択するか |
CQ3 |
小児の肺炎にどのような抗菌薬を選択するか |
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2. 小児の遷延性および慢性咳嗽 |
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a. 原因疾患 |
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1) 小児慢性咳嗽の代表的な原因疾患 |
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CQ1 |
小児の慢性咳嗽の定義は成人と同様か |
CQ2 |
小児の慢性咳嗽の原因として頻度の高いものは成人と同様か |
CQ3 |
発育期により小児の慢性咳嗽の原因疾患は異なるか |
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2) 後鼻漏症候群 |
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CQ1 |
乳幼児の後鼻漏の主要な原因疾患は |
CQ2 |
幼児期後半以降の後鼻漏の主要な原因疾患は |
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3) 感染後の長引く咳嗽 |
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CQ1 |
小児の感染後の咳嗽は一般にどのくらいの期間続くか |
CQ2 |
小児の感染後の遷延性咳嗽の原因として多い微生物は |
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4) 気管支喘息 |
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CQ1 |
小児の気管支喘息発作に伴う咳嗽の治療は |
CQ2 |
小児気管支喘息の咳嗽の原因となる合併症は |
CQ3 |
小児気管支喘息を疑い,診断的治療を行う際に注意すべきことは |
CQ4 |
成人では咳喘息の頻度が高いが,小児での頻度は |
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5) 心因性咳嗽 |
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CQ1 |
小児の心因性咳嗽はどのような場合に疑うか |
CQ2 |
小児の心因性咳嗽診断に際しての注意点は |
CQ3 |
小児の心因性咳嗽に対する日常診療での基本的な対処法は |
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b. 診断へのアプローチ |
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CQ1 |
小児の慢性咳嗽診断の基本は |
CQ2 |
小児の慢性咳嗽診断の進め方は |
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c. 非特異的咳嗽と診断的治療 |
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CQ1 |
小児の非特異的咳嗽の原因は |
CQ2 |
小児の非特異的咳嗽の自然経過の特徴は |
CQ3 |
小児の非特異的咳嗽に対する診断的治療として推奨される方法は |
J. その他 |
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1. 高齢者における咳嗽 |
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CQ1 |
高齢者における咳嗽の特徴は |
CQ2 |
咳嗽反射の低下した高齢者に対する対処法は |
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2. 薬剤による咳嗽 |
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CQ1 |
咳嗽を誘発する代表的な薬剤は |
CQ2 |
薬剤による咳嗽の発生機序と対処法は |
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3. 職業性・環境因子による咳嗽 |
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CQ1 |
職業性・環境因子による咳嗽の定義は |
CQ2 |
職業性・環境因子による咳嗽にはどのようなものがあるか |
CQ3 |
Reactive airway dysfunction syndrome(RADS)の病態は |
CQ4 |
職業性・環境因子による咳嗽の治療は |
第Ⅷ章 専門施設で行われる検査の紹介 |
A. 気道可逆性・過敏性検査,咳受容体感受性検査,気管支平滑筋収縮誘発咳嗽反応検査 |
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CQ1 |
慢性咳嗽の診断に気道可逆性検査と気道過敏性検査は有用か |
CQ2 |
慢性咳嗽の診断に咳受容体感受性検査は有用か |
CQ3 |
慢性咳嗽の診断に気管支平滑筋収縮誘発咳嗽反応検査は有用か |
B. 呼吸抵抗測定 |
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CQ1 |
呼吸抵抗とその測定方法は |
CQ2 |
インパルスオシロメトリーの慢性咳嗽診断での位置づけは |
C. 気道炎症の評価 |
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CQ1 |
気道炎症の評価方法は |
CQ2 |
慢性咳嗽の診療に有用な気道炎症の評価方法は |
D. 画像診断 |
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CQ1 |
咳嗽に胸部CT の撮影は必要か |
CQ2 |
副鼻腔CT は咳の診断に有用か |
E. 24 時間pH モニタリング検査 |
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CQ1 |
24 時間pH モニタリング検査の咳嗽診療での位置づけは |
F. 内視鏡(気管支,喉頭) |
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CQ1 |
気管支鏡検査の咳嗽診療での位置づけは |
CQ2 |
咳の診療に喉頭を含む上気道ファイバースコピーは有益か |
G. 咳嗽の評価法 |
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CQ1 |
咳嗽の評価法は |
CQ2 |
咳嗽に特異的なQOL 質問票にはどのようなものがあるか |
索引 |