遺族ケアガイドライン 2022年版
遺族ケアガイドライン 2022年版
初回投稿日:2022年8月30日
ページ更新日:2024年1月23日
初回投稿日:2022年8月30日
ページ更新日:2024年1月23日
最新版
疾患
がん
トピックス
看護ケア
書誌情報
基本情報
文書の種類
診療ガイドライン
新旧属性
最新版
公開ステータス
本文公開中
Minds選定日
2022年10月7日
本文掲載日
2024年1月23日
Mindsからのお知らせ
この診療ガイドラインは、「遺族ケア」を主題として、日本サイコオンコロジー学会、日本がんサポーティブケア学会によって作成されています。2022年6月30日に金原出版から発行されました。Mindsでは、2022年10月7日に選定部会にて選定されています。
目次
遺族ケアガイドライン作成の経緯について
Ⅰ章 はじめに
1 ガイドライン作成の経緯と目的
1. ガイドライン作成の経緯
2. ガイドラインの目的
3. ガイドラインに含まれる内容について
2 ガイドラインの使用上の注意
1. 使用上の注意
2. 構成とインストラクション
3 エビデンスの確実性と推奨の強さ
1. エビデンスの確実性
2. 推奨の強さ
3. 推奨の強さとエビデンスの確実性の臨床的意味
Ⅱ章 悲嘆と家族・遺族のケア
総論1 悲嘆の概念と理論
1. 喪失・悲嘆・愛着
2. 悲嘆反応
3. 悲嘆のプロセス
4. 悲嘆のプロセスのゴール
5. 二次的なストレス
6. 悲嘆を長引かせる要因
総論2 通常の悲嘆とその支援
1. 通常の悲嘆の理解
2. 通常の悲嘆の推移
3. 遺族への支援時期
4. 遺族への具体的な支援
総論3 遺族とのコミュニケーション
1. 死別を経験した遺族の語り
2. 遺族ケアで注意すべき点―役に立たない援助―
3. おわりに
総論4 ケアの対象としての患者の家族
1. がん医療などにおける患者の家族の状況
2. 患者の家族がかかえている問題
3. 緩和ケアモデルにおける家族ケアの位置づけ
4. 家族への対応
5. おわりに
総論5 患者が生存中からの家族・遺族ケア
1. 基本的なコミュニケーション
2. 存命中の患者の家族へのアプローチ
3. 患者との死別を予期した時
4. 死別後に向けて
Ⅲ章 精神心理的苦痛が強い遺族への治療的介入
はじめに―精神心理的苦痛の強い遺族の診断,治療に関する現在の問題点―
1 診断と評価
1. 診断基準化
2. 診断基準化の必要性と懸念
3. 有病率
4. 他の精神疾患との併存と相違
5. 評価とスクリーニング
資料 Inventory of Complicated Grief(ICG)複雑性悲嘆質問票 日本語版
2 メンタルヘルスの専門家に紹介すべきハイリスク群の特徴
3 身体症状を呈する遺族
4 医療機関を受診したくない,薬を飲みたがらない遺族への対応
5 自死遺族支援
臨床疑問1 がん等の身体疾患によって重要他者を失った(病因死)18歳以上の成人遺族が経験する,臨床的関与が必要な精神心理的苦痛に対して,非薬物療法を行うことは推奨されるか?
6 複雑性悲嘆の認知行動療法
臨床疑問2 がん等の身体疾患によって重要他者を失った(病因死)18歳以上の成人遺族が経験する精神心理的苦痛に対して,向精神薬を投与することは推奨されるか?
臨床疑問2a がん等の身体疾患によって重要他者を失った(病因死)18歳以上の成人遺族が経験するうつ病に対して,向精神薬を投与することは推奨されるか?
臨床疑問2b がん等の身体疾患によって重要他者を失った(病因死)18 歳以上の成人遺族が経験する複雑性悲嘆に対して,向精神薬を投与することは推奨されるか?
7 一般的な薬物療法,特に向精神薬の使い方について
Ⅳ章 資料
1 ガイドライン作成過程
1. 概要
2. 臨床疑問の設定
3. システマティックレビュー
4. 妥当性の検証
5. 日本サイコオンコロジー学会,日本がんサポーティブケア学会の承認
2 文献検索式
3 今後の検討課題
1. 今回のガイドラインでは,対応しなかったこと
2. 推奨について,今後の検討や新たな研究が必要なこと
4 用語集
Prolonged Grief Disorderの診断基準(DSM-5-TR)
Q&A
これからのとき(悲嘆の小冊子)
加藤雅志先生を偲んで
索引
Column
コラム1 宗教的儀式とケア―死者と共に生きる―
コラム2 社会/コミュニティ全体で遺族を支える
コラム3 遺族ケアにつながる患者や家族へのケアとは
コラム4 遺族の経験する怒りーどのように評価しどのように対応すべきか―
コラム5 膵臓がん患者と家族の声
コラム6 公認心理師によるグリーフケアの実践
このガイドラインは書籍として発行されています。
このガイドラインは日本サイコオンコロジー学会、日本がんサポーティブケア学会、金原出版より許可を得て掲載しています。
書誌情報には、評価対象となった発行物の情報を記載しています。
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