侵襲性カンジダ症に対するマネジメントのための臨床実践ガイドライン
侵襲性カンジダ症に対するマネジメントのための臨床実践ガイドライン
初回投稿日:2022年3月14日
ページ更新日:2022年12月13日
初回投稿日:2022年3月14日
ページ更新日:2022年12月13日
最新版
疾患
感染症
トピックス
その他
監修・著編者
日本医真菌学会
書誌情報
作成委員会
侵襲性カンジダ症に対するマネジメントのための臨床実践ガイドライン作成委員会
発行年月日
2021年8月31日
版
第1版
発行元
日本医真菌学会
発行形式
書籍
基本情報
文書の種類
診療ガイドライン
新旧属性
最新版
公開ステータス
本文公開交渉中
Minds選定日
2022年6月30日
本文掲載日
Mindsからのお知らせ
この診療ガイドラインは、「侵襲性カンジダ症に対するマネジメント」を主題として、日本医真菌学会によって作成されています。2021年8月31日に日本医真菌学会から発行されました。Mindsでは、2022年6月30日に選定部会にて選定されています。
Mindsでの評価・選定・本文掲載等の状況については「基本情報」の「公開ステータス」の項目をご覧ください。
診療ガイドライン評価・選定・掲載の手順や、公開ステータスの詳しい説明については、こちらをご参照ください。
目次
Ⅰ 緒言
Ⅱ ガイドラインの作成方法
Ⅲ カンジダ属における真菌学
Ⅳ 侵襲性カンジダ症の疫学
Ⅴ 本ガイドラインのために行った多施設共同研究
1 Clinical Question 1 : カンジダ血症患者でルーチンの眼科的検査が必要か?
2 Clinical Question 2 : ボリコナゾール治療において,therapeutic drug monitoring (TDM) によるantifungal stewardshipで副作用の予防やコントロールは可能か?
3 Clinical Question 3 : カンジダ血症患者において,ベッドサイドでの重症度評価は可能か?
Ⅵ 抗菌薬 TDM ガイドライン委員会 (日本化学療法学会/日本TDM学会) と共同研究
Clinical Question 4 : ボリコナゾールにおけるTDMでの目標値は?
1 成人におけるボリコナゾールの目標トラフ値 : systematic review & meta-analysis
2 小児におけるボリコナゾールの目標トラフ値 : systematic review & meta-analysis
Ⅶ 治療
1. 侵襲性カンジダ症に対する治療
a 非好中球減少患者
1) Clinical Question 5 (systematic review & meta-analysis) : 非好中球減少患者における侵襲性カンジダ症にキャンディン系薬が有用か?
2) Clinical Question 6 (systematic review & meta-analysis) : 非好中球減少患者において Candida parapsilosis による侵襲性カンジダ症にキャンディン系薬は適応とならないか?
3) Clinical Question 7 (systematic review & meta-analysis) : 非好中球減少患者において中心静脈カテーテル(CVC)の抜去は必須か?
b 好中球減少患者
1) Clinical Question 8 (systematic review & meta-analysis) : 好中球減少患者における侵襲性カンジダ症にキャンディン系薬は第一選択となるか?
2) Clinical Question 9 : 好中球減少患者での C. parapsilosis による侵襲性カンジダ症にキャンディン系薬は適応とならないか?
3) Clinical Question 10 : 好中球減少患者において,カンジダ血症が持続する場合には抗真菌薬以外の補助治療は?
4) Clinical Question 11 : 好中球減少患者でのカンジダ血症の治療期間は血液培養陰性化から少なくとも2週間の治療が必要か?
5) Clinical Question 12 : 好中球減少患者でのカンジダ血症において中心静脈カテーテルの抜去は必須か?
c カンジダ性眼病変
1) Clinical Question 13 (systematic review) : カンジダ性眼病変に対する抗真菌薬全身投与として,ポリエン系薬は第一選択となるか?
2) Clinical Question 14 : カンジダ性眼病変に対して抗真菌薬の眼内投与や硝子体手術の適応は?
d ブレイクスルー真菌感染症
Clinical Question 15 : 侵襲性カンジダ症治療中におけるブレイクスルー感染発生時の対応は?
e 侵襲性カンジダ症に対する抗真菌薬の選択:基本的な方針
1) Clinical Question 16 : カンジダ菌種別の抗真菌薬の選択は?
2) Clinical Question 17 : 重症度による抗真菌薬の選択は?
3) Clinical Question 18 : 特殊な侵襲性カンジダ症における抗真菌薬の選択は?
4) Clinical Question 19 : 初期選択薬からの抗真菌薬の変更は?
f カンジダ血症の management bundle
2. 侵襲性カンジダ症疑い例に対するエンピリック治療
a 好中球減少患者
Clinical Question 20 (systematic review & meta-analysis) : 発熱性好中球減少患者においてカンジダ症も含めた侵襲性真菌感染を疑う場合に,キャンディン系薬は第ー選択となるか?
b 非好中球減少患者
Clinical Question 21 : 非好中球減少患者で侵襲性カンジダ症を疑う場合に,キャンディン系薬は第ー選択となるか?
c 抗真菌薬エンピリック治療のmanagement bundle
3. 各種病態における侵襲性カンジダ症に対する治療
a Clinical Question 22 : 固形臓器移植患者における侵襲性カンジダ症に対する治療は?
b Clinical Question 23 : 原発性免疫不全症における侵襲性カンジダ症に対する治療は?
c Clinical Question 24 : 重度熱傷患者における侵襲性カンジダ症に対する治療は?
d Clinical Question 25 : カンジダ属による植え込み型心デバイス,人工血管感染に対する治療は?
4. 小児における侵襲性カンジダ症に対する治療
a Clinical Question 26 : 新生児における侵襲性カンジダ症に対する治療は?
b Clinical Question 27 : 小児における薬物動態と投与設計:成人との相違は?
5. 稀な侵襲性カンジダ症に対する治療
a Clinical Question 28 : 慢性播種性カンジダ症(肝,脾)に対する治療は?
b Clinical Question 29 : カンジダ性骨関節感染症に対する治療は?
c Clinical Question 30 : カンジダ性心内膜炎に対する治療は?
d Clinical Question 31 : カンジダ属による中枢神経系感染症治療は?
6. 皮膚以外の表在性真菌感染症
a Clinical Question 32 : 口腔 (咽頭) カンジダ症において抗真菌薬の局所投与は有用か?
b Clinical Question 33 : 食道カンジダに対してフルコナゾールは有用か?
c Clinical Question 34 : 外陰・腟カンジダ症の治療法として抗真菌薬の全身投与 (経口) は推奨されるか?
Ⅷ 診断,検査
1 Clinical Question 35 : エンピリック治療における抗真菌治療開始基準としてβ-D-グルカンは有用か?
2 Clinical Question 36 : 疑診例に対するカンジダ遺伝子検査の有用性は?
3 Clinical Question 37 : カンジダ属の菌種同定と薬剤感受性検査は必要か?
4 Clinical Question 38 : 侵襲性カンジダ症疑い例に対するリスクスコア評価はエンピリック治療開始基準として有用か?
5 Clinical Question 39 : カンジダ血症例での追加血液培養検査は有用か?
6 Clinical Question 40 : 好中球減少時のカンジダ血症の際,眼底検査はいつ行うべきか?
Ⅸ 診断,治療を行う上で留意する事項
1 Clinical Question 41 : ICU入室患者における侵襲性カンジダ症の診断にリスク評価は有用か?
2 Clinical Question 42 : 喀痰からカンジダ属が検出された場合の対応は?
3 Clinical Question 43 : 腹腔内採取液からカンジダ属が検出された症例における抗真菌治療の適応は?
4 Clinical Question 44 : 尿からカンジダ属が検出された場合の対応は?
Ⅹ 非好中球減少患者に対する抗真菌予防投与
1 Clinical Question 45 : ICU患者における抗真菌薬予防投与は有用か?
2 Clinical Question 46 : 固形臓器移植患者における抗真菌薬予防投与は有用か?
3 Clinical Question 47 : 原発性免疫不全症における抗真菌薬予防投与は有用か?
4 Clinical Question 48 : 低出生体重児や早産児において,抗真菌薬予防投与は有用か?
Ⅺ 抗真菌薬
1 キャンディン系薬
2 アゾール系薬
3 アムホテリシンBリポソーム製剤
4 フルシトシン
このガイドライン目次は日本医真菌学会より許可を得て掲載しています。
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