食物アレルギー診療ガイドライン2021

食物アレルギー診療ガイドライン2021

初回投稿日:2022年3月14日

ページ更新日:2022年6月7日

初回投稿日:2022年3月14日

ページ更新日:2022年6月7日

書誌情報

作成委員会

日本小児アレルギー学会食物アレルギー委員会

発行年月日

2021年11月13日

第1版

発行元

発行形式

書籍

基本情報

文書の種類

診療ガイドライン

新旧属性

最新版

公開ステータス

本文公開中

Minds選定日

2022年3月8日

本文掲載日

2022年6月7日

Mindsからのお知らせ

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この診療ガイドラインは、「食物アレルギー」を主題として、日本小児アレルギー学会によって作成されています。2021年11月13日に協和企画から発行されました。Mindsでは、2022年3月8日に選定部会にて選定されています。

Mindsでの評価・選定・本文掲載等の状況については「基本情報」の「公開ステータス」の項目をご覧ください。
診療ガイドライン評価・選定・掲載の手順や、公開ステータスの詳しい説明については、こちらをご参照ください。

本ガイドラインのダイジェスト版が閲覧できます。
以下のリンク先をご参照ください。
『食物アレルギー診療ガイドライン2021ダイジェスト版』(外部リンク)

目次

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第1章 JGFA2021の作成方法・CQ

1. JGFA2021の目的

2. 基本姿勢

3. JGFA作成のプロセス

4. 利用者

5. 作成委員会構成

6. 本書の構成

7. 作成方針

8. クリニカルクエスチョン(CQ)の一覧

CQ1:IgE依存性鶏卵アレルギー患者において、経口免疫療法は完全除去の継続と比較して有用か?

CQ2:IgE依存性牛乳アレルギー患者において、経口免疫療法は完全除去の継続と比較して有用か?

CQ3:日本のIgE依存性鶏卵アレルギー患者もしくはその疑いのある者において、食物経口負荷試験は完全除去回避に有用か?

CQ4:日本のIgE依存性牛乳アレルギー患者もしくはその疑いのある者において、食物経口負荷試験は完全除去回避に有用か?

9. システマティックレビュー(SR)の方法

10. エビデンスレベルと推奨グレードの設定方法

11. Clinical Question(CQ)と推奨、推奨度・エビデンスレベル一覧

第2章 定義・分類

1. 定義と分類

2. IgE依存性食物アレルギーの臨床的病型分類

3. 発症(感作)の機序からみた特殊病態

4. 消化管アレルギー(gastrointestinal allergies)

5. 食物アレルギーの症状

6. アナフィラキシーの定義

7. 他のアレルギー疾患と食物アレルギーの関連

8. 鑑別すべき疾患(抗原特異的な免疫学的機序によらない反応)

第3章 食物アレルゲン

1. アレルゲンの構造とエピトープ

2. 交差抗原性と臨床的交差反応性

3. 植物性食物アレルゲンタンパク質スーパーファミリー

4. 動物性食物アレルゲンタンパク質スーパーファミリー

5. 糖鎖抗原・低分子抗原

第4章 免疫学の知識

1. 経口免疫寛容

2. 食物アレルゲンによる感作

3. IgE依存性食物アレルギーの機序

4. 食物アレルギーの抑制・寛解の機序

5. 非IgE依存性食物アレルギーの機序

第5章 疫学

1. わが国の食物アレルギー有症率

2. 世界の食物アレルギー有症率

3. 即時型食物アレルギー全国疫学調査からみたわが国の即時型食物アレルギーの実態

4. アレルギーマーチに関して

第6章 リスク因子と予防

1. 小児の食物アレルギーの予防に必要なこと

2. 小児の食物アレルギーの発症リスク因子

3. 小児の食物アレルギーの一次予防

4. 小児の食物アレルギーの二次予防

第7章 即時型症状の重症度判定と対症療法

1. 誘発症状と重症度判定

2. アナフィラキシーの診断基準

3. アナフィラキシーの初期治療

4. アナフィラキシーの追加治療

5. アドレナリン自己注射薬の処方

6. 医療機関外での治療・アクションプラン

第8章 診断と検査

1. 食物アレルギーの診断手順

2. 病歴の把握

3. 免疫学的検査の概要

4. 特異的IgE抗体検査

5. 皮膚プリックテスト

6. 好塩基球活性化試験(basophil activation test, BAT)

7. 特異的IgG (IgG4)抗体検査

8. その他の食物アレルギー関連疾患の診断

第9章 食物経口負荷試験(OFC)

1. 食物経口負荷試験の定義

2. 食物経口負荷試験の適用

3. 食物経口負荷試験の目的

4. 食物経口負荷試験の有用性

5. 食物経口負荷試験前のリスク評価

6. 食物経口負荷試験を行う準備

7. 食物経口負荷試験の方法

8. 症状誘発時の対応

9. 食物経口負荷試験の結果判定

10. 食物経口負荷試験後の患者指導

11. 食物経口負荷試験を行うための社会的環境の整備

第10章 食物アレルギー患者の管理

1. 管理の原則

2. 安全の確保

3. 必要な栄養摂取

4. 患者・家族のQOL維持

5. 食べることを目指した食事指導

6. 合併するアレルギー疾患の管理

7. 食物アレルゲンを含む薬剤・ワクチン

第11章 経口免疫療法

1. 経口免疫療法の方法

2. 用語の定義

3. 対象と実施の条件

4. 治療効果と副反応

5. 機序

6. 経口免疫療法の現状と問題点

7. 今後の展望

第12-1章 鶏卵アレルギー

1. 発症年齢・臨床型分類

2. 予後

3. アレルゲンコンポーネント

4. 診断

5. 食事指導

第12-2章 牛乳アレルギー

1. 発症年齢・臨床型分類

2. 予後

3. コンポーネント

4. 診断

5. 食事指導

第12-3章 小麦アレルギー

1. 発症年齢・臨床型分類

2. 予後

3. コンポーネント

4. 診断

5. 食事指導

第12-4章 ピーナッツアレルギー

1. 発症年齢・臨床型分類

2. 予後

3. コンポーネント

4. 診断

5. 食事指導

第12-5章 木の実類アレルギー

1. 発症年齢・臨床型分類

2. 予後

3. コンポーネント

4. 診断

5. 食事指導

第12-6章 大豆アレルギー

1. 発症年齢・臨床型分類

2. 予後

3. コンポーネント

4. 診断

5. 食事指導

第12-7章 ゴマアレルギー

1. 発症年齢・臨床型分類

2. 予後

3. コンポーネント

4. 診断

5. 食事指導

第12-8章 ソバアレルギー

1. 発症年齢・臨床型分類

2. 予後

3. コンポーネント

4. 診断

5. 食事指導

第12-9章 甲殻類・軟体類・貝類アレルギー

1. 発症年齢・臨床型分類

2. 予後

3. コンポーネント

4. 診断

5. 食事指導

第12-10章 魚類アレルギー

1. 発症年齢・臨床型分類

2. 予後

3. コンポーネント

4. 診断

5. 食事指導

第12-11章 魚卵アレルギー

1. 発症年齢・臨床型分類

2. 予後

3. コンポーネント

4. 診断

5. 食事指導

第12-12章 果物・野菜アレルギー

1. 発症年齢・臨床型分類

2. 予後

3. コンポーネント

4. 診断

5. 食事指導

第13章 食物依存性運動誘発アナフィラキシー

1. 定義

2. 疫学

3. 発症機序

4. 臨床像

5. 頻度の高い原因食物

6. 診断

7. 鑑別診断

8. 治療

9. 予後

10. 患者に対する生活指導

第14-1章 花粉-食物アレルギー症候群(PFAS)

1. 定義と概念

2. 発症機序

3. わが国の疫学

4. 臨床像

5. 診断

6. 治療と患者指導

7. 予後

第14-2章 ラテックス-フルーツ症候群

1. 定義

2. 疫学

3. 発症機序

4. 臨床像

5. 診断

6. 治療・患者指導

第14-3章 動物飼育に関連した食物アレルギー

1. pork-cat症候群

2. bird-egg症候群

第14-4章 動物の刺咬傷による食物アレルギー

1. α-Galによる獣肉アレルギー

2. ポリガンマグルタミン酸による納豆アレルギー

第15章 その他の食物関連アレルギー

1. エリスリトール

2. コチニール色素

3. アニサキス

4. 経口ダニアナフィラキシー(パンケーキ症候群)

第16章 消化管アレルギーとその関連疾患

1. 消化管アレルギー

2. 新生児・乳児食物蛋白誘発胃腸症

3. 好酸球性消化管疾患(eosinophilic gastrointestinal disorders, EGIDs)

4. celiac病(グルテン過敏性腸症)

第17章 アレルギー表示

1. アレルギー表示

2. 表示方法

第18章 患者の社会生活支援

1. 基本となる社会制度

2. 生活管理指導表

3. 給食提供の実際

4. 外食・宿泊

5. 海外旅行

6. 食物アレルギー児の心理社会的問題

第19章 災害への備え

1. 災害への備え

巻末資料

索引

このガイドラインは日本小児アレルギー学会、協和企画より許可を得て掲載しています。

書誌情報には、評価対象となった発行物の情報を記載しています。

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