(旧版)JRC蘇生ガイドライン2015
(旧版)JRC蘇生ガイドライン2015
初回投稿日:2024年3月29日
ページ更新日:2024年3月25日
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旧版
トピックス
救急救命
監修・著編者
書誌情報
基本情報
文書の種類
診療ガイドライン
新旧属性
旧版
公開ステータス
本文掲載終了
Minds選定日
2016年8月9日
本文掲載日
2017年10月3日
Mindsからのお知らせ
この診療ガイドラインは、「救急蘇生」を主題として、日本蘇生協議会によって作成されています。2016年2月15日に医学書院から発行されました。Mindsでは、2016年8月9日に選定部会にて選定されています。
Mindsでの評価・選定・本文掲載等の状況については「基本情報」の「公開ステータス」の項目をご覧ください。
診療ガイドライン評価・選定・掲載の手順や、公開ステータスの詳しい説明については、こちらをご参照ください。
なお、この診療ガイドラインの本文は、著作権者との協議により、評価・選定対象となった書籍版ではなく、学会ホームページに掲載されたオンライン版を掲載しています。【現在は本文掲載終了】
目次
第 1 章 一次救命処置(BLS)
序文 JRC 蘇生ガイドライン 2015 作成の方法論
1.JRC 蘇生ガイドライン 2015 作成委員会の組織
2.ILCOR への参画とガイドライン作成委員会の設置
3.委員の責務
4.GRADE によるエビデンスの質と推奨レベルの評価
5.GRADE と非 GRADE 部分の考え方
■1 はじめに
1.成人 BLS の CoSTR 2015 作成プロセス
2.JRC 蘇生ガイドライン 2015 の作成方法
3.JRC 蘇生ガイドライン 2015 の BLS の概要
■2 BLS のアルゴリズム
1.反応の確認と救急通報[ボックス 1]
2.呼吸の確認と心停止の判断[ボックス 2]
3.胸骨圧迫[ボックス 3]
4.胸骨圧迫と人工呼吸[ボックス 4]
5.AED[ボックス 5]
6.BLS の継続
■3 アルゴリズムの科学的背景
1.反応の確認と救急通報
2.CPR の開始と胸骨圧迫
3.気道確保と人工呼吸
4.CPR 中の胸骨圧迫と人工呼吸
5.AED
6.一次救命処置の継続
7.心停止でない傷病者に対する胸骨圧迫のリスク
■4 特殊な状況下の一次救命処置(BLS)
1.気道異物
2.溺水
3.偶発的低体温症
CoSTR 2005 と CoSTR 2010 のトピックの中で今回は検討外としたトピック
ILCOR BLS タスクフォースによるサマリー
第 2 章 成人の二次救命処置(ALS)
序文 JRC 蘇生ガイドライン 2015 作成の方法論
1.JRC 蘇生ガイドライン 2015 作成委員会の組織
2.ILCOR への参画とガイドライン作成委員会の設置
3.委員の責務
4.GRADE によるエビデンスの質と推奨レベルの評価
5.GRADE と非 GRADE 部分の考え方
第 2 章 [1] はじめに
第 2 章 [2] 心停止アルゴリズム
■1 はじめに
■2 一次救命処置(BLS)
1.反応の確認と緊急通報 [ボックス1]
2.心停止の判断 [ボックス2]
3.CPR[ボックス3、4]
4.ECG 解析・評価[ボックス5]
5.電気ショックが必要である場合
6.電気ショックが必要でない場合
■3 二次救命処置(ALS)
1.可逆的な原因の検索と是正
2.静脈路/骨髄路確保
3.血管収縮薬
4.抗不整脈薬
5.気管挿管・声門上気道デバイスによる気道確保
6.連続した胸骨圧迫
■4 ROSC 後のモニタリングと管理
1.12 誘導 ECG・心エコー
2.吸入酸素濃度と換気量の適正化
3.循環管理
4.体温管理療法(低体温療法など)
5.再灌流療法
6.てんかん発作への対応
7.原因の検索と治療
第 2 章 [3] 気道と換気
■1 基本的な気道確保と換気
1.下顎挙上法
2.基本的な気道確保器具
3.バッグ・バルブ・マスク(BVM)
4.輪状軟骨圧迫
5.CPR 中の酸素濃度
■2 高度な気道確保器具
1.高度な気道確保器具と BVM の比較
2.気管チューブ vs 声門上気道デバイス
3.高度な気道確保のタイミング
■3 気管チューブの先端位置確認
■4 気道確保下の換気
1.連続した胸骨圧迫中の換気回数
2.CPR 中の受動的酸素吸入と人工呼吸による酸素投与
3.CPR 中の換気モニタリング
4.CPR における人工呼吸器と用手的なバッグ換気
第 2 章 [4] 循環
■1 胸骨圧迫
1.リアルタイムフィードバック
2.生理学的モニタリング
3.EMS による胸骨圧迫のみの CPR
4.機械的 CPR 装置
5.Impedance Threshold Device (ITD)
6.Active Compression-Decompression CPR (ACD-CPR)
7.開胸 CPR (Open-Chest CPR)
8.CPR にかかわるその他の問題
■2 薬物
1.はじめに
2.血管収縮薬
3.心停止中の抗不整脈薬
4.心停止中のその他の薬物
5.心停止中の静脈内輸液
■3 体外循環補助を用いた CPR(ECPR)
第 2 章 [5] 電気的治療
■1 心室細動(VF)と無脈性心室頻拍(VT)への除細動戦略
トピックの概要
■2 CPR と電気ショック
1.CPR ファースト
2.リズムチェックのための CPR 中断間隔
3.CPR 中の ECG 解析
■3 波形とエネルギー量
1.除細動波形-二相性と単相性波形
2.初回電気ショックエネルギー量
3.エネルギー量固定式とエネルギー量漸増式
4.波形-パルス型二相性波形
5.単回電気ショックと連続電気ショック
6.VF の再発(再 VF 化)
7.除細動器にかかわるその他の問題
■4 電極-患者インターフェイス
1.粘着性除細勤パッドとパドルの比較
2.パドルパッドのサイズ
3.導電材の組成
■5 特殊な状況下の電気的治療
1.心停止に対するペーシング(経皮、経静脈、拳ペーシング)
2.植込み型ペースメーカーや ICD 患者に対する電気ショック
■6 その他のトピック
1.除細動成功の予測
2.酸素供給装置の近くでの電気ショック
3.前胸部叩打
4.AF の電気的カルディオバージョン(同期電気ショック)
第 2 章 [6] 心停止前後の抗不整脈療法
■1 はじめに
■2 徐脈
1.徐脈のアルゴリズム
2.徐脈の治療
■3 頻拍
1.頻拍のアルゴリズム
第 2 章 [7] 特殊な状況下の心停止
■1 溺水による心停止
■2 雪崩による心停止
1.救出までの時間と気道の開通
2.中心部体温
3.血清カリウム値
■3 肺血栓塞栓症による心停止
■4 妊婦の心停止
■5 薬物過量投与と中毒
1.オピオイド中毒
2.薬物毒性に関連した心停止に対する脂質療法
3.ベンゾジアゼピン中毒
4.β 遮断薬中毒
5.カルシウム拮抗薬中毒
6.一酸化炭素中毒
7.コカイン中毒
8.シアン中毒
9.三環系抗うつ薬中毒
10.ジゴキシン中毒
■6 アナフィラキシーによる心停止
■7 致死的喘息による心停止
■8 高度肥満者の心停止
■9 冠動脈カテーテル中の心停止
■10 心臓手術後の心停止
■11 心タンポナーデによる心停止
■12 電解質異常による心停止
1.マグネシウム
2.カルシウム
3.カリウム
第 2 章 [8] 心拍再開後の集中治療
■1 心拍再開後の包括的な治療手順
■2 呼吸管理
1.成人における ROSC 後の酸素投与量
2.ROSC 後の換気量設定
■3 循環管理
1.ROSC 後の循環管理
2.輸液療法
3.心血管作動薬
4.ROSC 後の抗不整脈薬
5.循環補助装置
■4 体温調節
1.体温管理療法(低体温療法)
2.体温管理療法後の発熱の予防
■5 てんかん発作の予防と治療
1.ROSC 後のてんかん発作の予防
2.てんかん発作の治療
■6 その他の治療法
1.ROSC 後の血糖コントロール
2.ステロイド療法
3.血液濾過
4.神経保護薬
■7 心停止の原因治療
第 2 章 [9] 予後評価
■1 心停止中の生理学的予後評価
1.呼気終末 CO2値による心停止の予後評価
2.CPR 中の超音波検査
■2 ROSC 後の神経学的予後評価
1.低体温による体温管理療法が施行された昏睡患者の予後評価
2.体温管理療法を施行していない患者の予後評価
■3 臓器提供
第 3 章 小児の蘇生(PLS)
序文 JRC 蘇生ガイドライン 2015 作成の方法論
1.JRC 蘇生ガイドライン 2015 作成委員会の組織
2.ILCOR への参画とガイドライン作成委員会の設置
3.委員の責務
4.GRADE によるエビデンスの質と推奨レベルの評価
5.GRADE と非 GRADE 部分の考え方
■1 はじめに
1.ILCOR における小児蘇生(Pediatric Life Support, PLS)の議論
2.JRC 蘇生ガイドライン 2015 の小児蘇生(PLS)の概要
3.JRC 蘇生ガイドライン 2015 の小児蘇生(PLS)の重要なポイント
4.小児・乳児の定義および蘇生法の適応基準 .
5.救命の連鎖
■2 院外心停止の防止
1.事故防止の重要性
2.乳児に対する一次救命処置の市民啓発
■3 院内心停止の防止
1.はじめに
2.MET と RRT
3.小児早期警告スコア(Pediatric Early Warning Scores:PEWS)
■4 心停止リスクの早期認識と初期治療
1.小児のバイタルサイン
2.切迫心停止の早期認識と初期対応
■5 小児の一次救命処置(Pediatric Basic Life Support:PBLS)
1.はじめに
2.小児の一次救命処置(PBLS)
3.背景となる考え方
■6 小児の二次救命処置(Pediatric Advanced Life Support: PALS)
1.はじめに
2.小児の二次救命処置(PALS)
3.背景となる考え方(気道と換気)
4.背景となる考え方(血管確保と薬物投与)
5.背景となる考え方(電気ショック)
6.背景となる考え方(CPR の質の評価)
■7 徐脈・頻拍への緊急対応
1.はじめに
2.徐脈アルゴリズム
3.頻拍アルゴリズム
■8 特殊な状況
1.外傷
2.単心室 Stage Ⅰ(第 1 期)手術後
3.単心室 Fontan および両方向性 Glenn(Bidirectional Glenn: BDG)術後
4.肺高血圧
■9 ショック
1.はじめに
2.各種ショックに対する治療コンセンサス
■10 ECPR:extracorporeal CPR
■11 心拍再開後の集中治療
1.はじめに
2.ROSC 後のモニタリングと管理
2.呼吸管理
3.循環管理
4.体温管理
5.血糖・浸透圧管理
6.モニタリング
■12 予後判定と原因検索
1.予後判定
2.家族の同席
3.原因検索
第 4 章 新生児の蘇生(NCPR)
序文 JRC 蘇生ガイドライン 2015 作成の方法論
1.JRC 蘇生ガイドライン 2015 作成委員会の組織
2.ILCOR への参画とガイドライン作成委員会の設置
3.委員の責務
4.GRADE によるエビデンスの質と推奨レベルの評価
5.GRADE と非 GRADE 部分の考え方
1 はじめに
1.背景
2.エビデンスの評価
3.新生児蘇生法アルゴリズムの改訂コンセプト
4.新生児の区分
2 蘇生の流れ
1.ルーチンケア
2.蘇生のステップ
3.初期評価と蘇生の初期処置
4.人工呼吸戦略
5.人工換気中・気管挿管中のモニタリング
6.循環補助
7.体温管理
8.蘇生後の管理
9.蘇生の中断、他
10.蘇生教育
第 5 章 急性冠症候群(ACS)
序文 JRC 蘇生ガイドライン 2015 作成の方法論
1.JRC 蘇生ガイドライン 2015 作成委員会の組織
2.ILCOR への参画とガイドライン作成委員会の設置
3.委員の責務
4.GRADE によるエビデンスの質と推奨レベルの評価
5.GRADE と非 GRADE 部分の考え方
■1 はじめに
1.ILCOR ACS Task Force の手順
■2 ACS の初期診療アルゴリズム(図 1)
■3 ACS 診断のための検査
1.病院前または救急部門での STEMI の 12 誘導 ECG の判読
2.心筋バイオマーカーによる ACS 除外診断
3.リスクの層別化
4.画像診断
■4 初期治療
1.酸素、ニトログリセリン、鎮痛・鎮静
2.アスピリン(アセチルサリチル酸)
3.クロピドグレルやその他の血小板 ADP 受容体拮抗薬
4.ヘパリン類
5. Gp Ⅱb/Ⅲa 阻害薬
■5 再灌流療法に関する治療戦略
1.病院前トリアージ
2.医療従事者が接触してからの再灌流療法の選択
3.PCI と血栓溶解療法との組み合わせ
■6 薬物追加治療
1.抗不整脈薬の予防的投与
2.β遮断薬
3.ACE 阻害薬(ACEI)とアンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)
4.HMG CoA 還元酵素阻害薬(スタチン)
■7 ACS 診療に関するシステムへの介入
1.病院前通知による心臓カテーテル室の準備とカテーテルチームの招集
2.その他の改善策
■8 ROSC 後の PCI
1.STEMI
2.STEMI 以外
第 6 章 脳神経蘇生(NR)
序文
I.脳神経救急・集中治療を要する症候(成人)
1.急性意識障害
2.意識消失発作
3.てんかん重積状態
4.頭蓋内圧亢進・脳浮腫症候
II.脳神経救急・集中治療を要する疾患と病態(成人)
1.脳血管障害
2.急性脳症
3.脳炎・髄膜炎
4.神経・筋疾患
5.悪性症候群
6.暑熱環境による中枢神経障害
7.頭部外傷
8.Spinal emergency
9.遷延性意識障害と脳死
第 7 章 ファーストエイド(FA)
序文 JRC 蘇生ガイドライン 2015 作成の方法論
1.JRC 蘇生ガイドライン 2015 作成委員会の組織
2.ILCOR への参画とガイドライン作成委員会の設置
3.委員の責務
4.GRADE によるエビデンスの質と推奨レベルの評価
■1 はじめに
1.ファーストエイドの定義
2.トピックスをどのように選択したか
3.エビデンスの評価手順
4.レビューした PICO
■2 病気に対するファーストエイド
1.回復体位
2.ショックの傷病者に最適な体位
3.ファーストエイドでの酸素投与
4.呼吸苦をともなう喘息に対する気管支拡張薬の使用
5.脳卒中の認知
6.胸痛に対するアスピリン:薬の使用
7.胸痛に対するアスピリン:早期対後期
8.アナフィラキシーに対する 2 回目のアドレナリンの使用
9.低血糖への対応
10.激しい消耗に関連した脱水と経口脱水補正
■3 けがに対するファーストエイド
1.止血の方法
2.止血ドレッシング
3.止血帯の使用
4.曲がった骨折の直線化
5.開放性胸部外傷に対するファーストエイド
6.頸椎の運動制限
7.脳震盪
8.熱傷の冷却
9.熱傷に対する乾燥ドレッシングと湿潤ドレッシングの比較
10.化学物質による眼の傷害:洗浄
11.歯の脱落(外傷性の歯の完全脱臼)
■4 教育
1.ファーストエイドの訓練
第 8 章 普及教育のための方策(EIT)
序文 JRC 蘇生ガイドライン 2015 作成の方法論
1.JRC 蘇生ガイドライン 2015 作成委員会の組織
2.ILCOR への参画とガイドライン作成委員会の設置
3.委員の責務
4.GRADE によるエビデンスの質と推奨レベルの評価
5.GRADE と非 GRADE 部分の考え方
■1 はじめに
1.EIT の CoSTR2015 作成プロセス
2.EIT CoSTR2015 における新しい治療勧告の要旨
3.JRC 蘇生ガイドライン 2015 における EIT の特徴
■2 教育効果を高めるための工夫
1.BLS トレーニング
2.ALS トレーニング
■3 バイスタンダーの救助意欲
1.バイスタンダーの救助意欲に関与する要因
■4 BLS 実施者に対する危険性
1.BLS および BLS トレーニングにおける危険性
■5 普及と実践、チーム
1.普及と実践のための方策
2.救命に影響するシステムの要因
3.心停止に陥るリスクのある市民・院内患者の認識と予防
■6 救命処置に関する倫理と法
1.救命処置に関する倫理
2.救命処置に関する法
新版・旧版
このガイドラインは、日本蘇生協議会より許可を得て掲載しています。
書誌情報には、評価対象となった発行物の情報を記載しています。
著作権者の意向により、閲覧できる内容が評価対象となった発行物から変更になっている場合があります。
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