腎障害患者におけるヨード造影剤使用に関するガイドライン2018
腎障害患者におけるヨード造影剤使用に関するガイドライン2018
初回投稿日:2019年7月19日
ページ更新日:2019年11月12日
初回投稿日:2019年7月19日
ページ更新日:2019年11月12日
最新版
部位
腎臓・泌尿器
トピックス
検査・手技
書誌情報
基本情報
文書の種類
診療ガイドライン
新旧属性
最新版
公開ステータス
本文公開中
Minds選定日
2019年6月25日
本文掲載日
2019年11月12日
Mindsからのお知らせ
この診療ガイドラインは、「腎障害患者におけるヨード造影剤使用」を主題として、日本腎臓学会、日本医学放射線学会、日本循環器学会によって作成されています。2018年10月1日に東京医学社から発行されました。Mindsでは、2019年6月25日に選定部会にて選定されています。
Mindsでの評価・選定・本文掲載等の状況については「基本情報」の「公開ステータス」の項目をご覧ください。
診療ガイドライン評価・選定・掲載の手順や、公開ステータスの詳しい説明については、こちらをご参照ください。
目次
造影剤腎症の診断
発刊にあたって
ガイドライン作成委員会委員
略語一覧
1 腎障害患者におけるヨード造影剤使用に関するガイドラインの概要
1.ガイドライン改訂の目的
2.本ガイドラインの使用上の注意
3.使用した論文の選択とエビデンスレベルと推奨グレード
Minds(2007)の推奨とエビデンスレベル
Minds(2017)の推奨とエビデンスレベル
4.外部評価
5.今後の予定
6.利益相反
7.改訂版の主な変更点
2012年版と2018年版の相違点,ESUR造影剤GLに関する追記
2 造影剤腎症の診断
CQ②‐1造影剤腎症(contrast induced nephropathy:CIN)はどのように診断するか?
AKIの定義と重症度分類
Column 血清Crの変動
Column 血清シスタチンCによるGFR推算式
3 リスク・患者評価
CQ③‐1CKD患者ではCIN発症のリスクが増加するか?
CQ③‐2加齢はCIN発症のリスクを増加させるか?
CQ③‐3糖尿病はCIN発症のリスクを増加させるか?
CQ③‐4RAS阻害薬使用はCIN発症のリスクを増加させるか?
CQ③‐5利尿薬使用を継続することはCIN発症のリスクを増加させるか?
CQ③‐6予防的な利尿薬の使用はCIN発症のリスクを増加させるか?
Column Renal Guard療法
CQ③‐7NSAIDs継続内服はCIN発症のリスクを増加させるか?
CQ③‐8ビグアナイドの使用は乳酸アシドーシスのリスクを増加させるか?
CQ③‐9CINの発症はCKD患者の生命予後を悪化させるか?
CQ③‐10腹膜透析患者への造影剤投与は残存腎機能低下のリスクを増加させるか?
CQ③‐11CINの発症に関するリスクスコアは有用か?
CQ③‐12片腎はCIN発症のリスクを増加させるか?
4 造影剤の種類
CQ④‐1等浸透圧造影剤と低浸透圧造影剤との間でCINの発症リスクに違いがあるか?
CQ④‐2異なる種類の低浸透圧造影剤間でCIN発症のリスクに違いがあるか?
CQ④‐3造影剤の侵襲的(経動脈)投与は,非侵襲的(経静脈)投与と比較してCIN発症のリスクを増加させるか?
Column 高浸透圧造影剤のガイドラインからの削除について
5 経動脈的造影剤投与による検査・治療
CQ⑤‐1CKD患者ではCAGによるCIN発症のリスクが増加するか?
CQ⑤‐2CAGにおいて造影剤の減量はCIN発症のリスクを減少させるか?
CQ⑤‐3CAGの短期間反復検査はCIN発症のリスクを増加させるか?
CQ⑤‐4CKD患者ではPCIによるCINの発症のリスクが増加するか?
CQ⑤‐5CINとコレステロール塞栓症による腎機能低下はどのように鑑別できるか?
CQ⑤‐6CINの発症は心血管イベントを増加させるか?
CQ⑤‐7CKD患者では,経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVR)によりCIN・AKI発症のリスクが増加するか?
6 経静脈的造影剤投与による検査
CQ⑥‐1CKD患者では造影CTによるCIN発症のリスクが増加するか?
CQ⑥‐2集中治療患者や重症の救急外来患者では造影CTによりCIN発症のリスクが増加するか?
CQ⑥‐3造影CTにおいて造影剤の減量はCIN発症のリスクを減少させるか?
CQ⑥‐4造影CTにおいて造影剤を減量する場合に推奨される撮影法はあるか?
CQ⑥‐5造影CTの短期間の反復検査はCIN発症のリスクを増加させるか?
7 造影剤腎症の予防法:輸液
CQ⑦‐1CIN発症予防に生理食塩液投与は推奨されるか?
CQ⑦‐2CIN発症予防に飲水は推奨されるか?
CQ⑦‐3CIN発症予防に重炭酸ナトリウム(重曹)液投与は推奨されるか?
CQ⑦‐4CIN発症予防に造影剤使用前の短時間重曹輸液は推奨されるか?
Column ―フロセミドによる利尿促進はCIN発症を予防しうるか―
8 造影剤腎症の予防法:薬物療法
CQ⑧‐1CIN発症予防にN-アセチルシステイン(NAC)投与は推奨されるか?
CQ⑧‐2CIN発症予防にhANP投与は推奨されるか?
CQ⑧‐3CIN発症予防にアスコルビン酸投与は推奨されるか?
CQ⑧‐4CIN発症予防にスタチン投与は推奨されるか?
9 造影剤腎症の予防法:血液浄化療法
CQ⑨‐1CIN発症予防に造影剤投与後の血液浄化療法は推奨されるか?
10 造影剤腎症発症後の治療法
CQ⑩‐1CIN発症後の治療を目的としたループ利尿薬の投与は推奨されるか?
CQ⑩‐2CIN発症後の治療を目的とした輸液療法は推奨されるか?
CQ⑩‐3CIN発症後の治療を目的とした低用量ドーパミン投与は推奨されるか?
CQ⑩‐4CIN発症後の治療を目的としたhANP投与は推奨されるか?
CQ⑩‐5CIN発症後の治療を目的とした急性血液浄化療法は推奨されるか?
索引
このガイドラインは書籍として発行されています。
このガイドラインは日本腎臓学会、日本医学放射線学会、日本循環器学会、東京医学社より許可を得て掲載しています。
書誌情報には、評価対象となった発行物の情報を記載しています。
Mindsが提供するコンテンツの著作権は、それを作成した著作者・出版社に帰属しています。私的利用の範囲内で使用し、無断転載、無断コピーなどはおやめください。