てんかん Minds版やさしい解説

どんな治療法があるの


てんかんの治療は、抗てんかん薬による薬物治療が中心となります。
抗てんかん薬とは、てんかん発作を防ぐ薬をいいます。

まず、副作用の少ない抗てんかん薬単剤服用からはじめ、発作が治まらなければ徐々に用量を上げていく方法がとられます。
◆薬物療法
 
 抗てんかん薬の種類と選択薬
抗てんかん薬の種類と選択薬

抗てんかん薬は、脳神経細胞の異常興奮を抑えるはたらきがあるため、眠気やめまいなどの副作用が起こることがあります。

 抗てんかん薬の代表的な副作用
抗てんかん薬の代表的な副作用


角1 角2
  *2パーキンソン症候群とは ■  
パーキンソン病の症状と同様の症状がパーキンソン病以外で見られることをいいます.
具体的には,静止時に手足が震える,筋肉がこわばる,動作が遅くなる,前かがみの姿勢になる,小刻みに歩くなどです.
角3 角4

◆手術療法
 
てんかんのなかには、長期間薬を使用しても発作のコントロールができず、日常生活に支障を来す場合があり、これを難治てんかんといいます。
そのような場合には、外科治療が行われることがあります。

ただし、外科治療が有効なてんかんと、そうでないてんかんがあります。
手術可能なてんかんの種類は以下の4つです。

手術可能なてんかん
  • 内側側頭葉てんかん
  • 器質病変が検出された部分てんかん
  • 一側半球の広範な病変による部分てんかん
  • 脱力発作を持つ難治てんかん
手術方法
  • 焦点切除術…脳の一部に過剰な興奮が起きる部位を焦点といい、その焦点を切り取る手術です。
  • 遮断手術…脳の異常な興奮経路を遮断する手術です。

◆その他の治療法
 
抗てんかん薬の効果や、手術療法でも効果が見られない場合、補助的な治療して、刺激療法を行うことがあります。
この治療法は、首の左側にある迷走神経に一定の時間繰り返し電気刺激を行う迷走神経刺激法といい、発作回数の減少や発作を軽くするというものです。

頭部を切り開くことはありませんが、刺激電極を頸部に、電源装置を胸に植込む手術が必要です。


 

 
 
 
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