認知症 Minds版やさしい解説

日常生活ではどのようなことに気をつければいいの?


認知症は、患者さん本人の問題だけではなく、家族にとっても重大な問題です。
誰かひとりがすべてを背負うのではなく、家族全員や地域の人の協力が必要なのはいうまでもありません。

また、家庭内の問題と捉えずに、必要であれば地域の保健所、自治体の相談窓口、家族会などに相談をし、いろいろな人の手を借りて患者さんの介護を乗り切りましょう。

そうした環境があってこそ、精神的なゆとりをもって患者さんと接することができるのです。


角1 角2
  <日常生活上の注意点>  
なじみのある環境が変化しないように配慮する
生活リズムを整える
バランスのとれた食事を心がける
家族は,話したり歩いたりする速度を患者さんのペースに合わせる
残されている運動機能をなるべく使うよう心がける
デイサービスを利用するなど,外出の機会を設ける
角3 角4



◆認知症の患者さんとその家族〔介護者〕への支援情報
 
また、認知症の患者さんと一緒に生活する家族への支援も、いろいろとあります。
地域住民の心身の健康と生活を安定させるため、各市町村で地域包括支援センターを設置しています。
患者さんの重症度に合わせたサービスや介護プランを作成してくれます。


角1 角2
  <介護保険で使用できるいろいろなサービス>  
通所リハビリテーション〔デイケア〕
通所介護〔デイサービス〕
訪問看護
訪問介護〔ホームヘルプサービス〕
訪問入浴介護
短期特定施設入所者生活介護
入所生活介護〔ショートステイ〕
認知症対応型共同生活介護〔グループホーム〕
住宅改修費の支給
福祉用具の貸与・購入
角3 角4

 

 
 
 
ページトップへ

ガイドライン解説

close-ico
カテゴリで探す
五十音で探す

診療ガイドライン検索

close-ico
カテゴリで探す
五十音で探す