認知症 Minds版やさしい解説

どんな人がかかりやすいの?


認知症にかかる原因は、認知症のタイプにより違ってきますが、共通していえることは生活習慣が大きく関わっているようです。


◆アルツハイマー型認知症
 
アルツハイマー型認知症の原因はまだはっきりと分かっていませんが、ある特定のタンパク質が脳内に蓄積してくると、それらのタンパク質が老人斑と呼ばれるシミや神経原線維変化をつくり出し、脳の萎縮を引き起こすとされています。

また、家族性アルツハイマー病という病気があるように、遺伝によってアルツハイマー型認知症を発症する人がいることも分かっています。


角1 角2
  <アルツハイマー型認知症の
おもな危険因子>
 
加齢
遺伝
生活習慣病
喫煙
運動不足
知的作業の不足
余暇活動や社会活動の不足
角3 角4



◆血管性認知症
 
血管性認知症は、脳の血管障害、脳梗塞や脳出血などが原因です。
この、脳血管障害を引き起こす原因の疾患として、糖尿病や高血圧、心疾患、肥満などがあります。

脳の血管に負担を与えるタバコやお酒の飲みすぎなども危険因子となるため、十分に注意が必要です。


角1 角2
  <血管性認知症のおもな危険因子>  
糖尿病,高血圧,心疾患,脂質異常症などの生活習慣病
加齢
喫煙
飲酒
運動不足
肥満       など
角3 角4


 

 
 
 
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