(旧版)高尿酸血症・痛風 Minds版ガイドライン解説
ガイドラインで推奨されている診断や治療を行うことが、どのくらい勧められるかを段階的に表したものです。推奨を作成する基となった文献情報の質や、専門家の意見を統合して決められます。 本ガイドラインでは、エビデンスのレベルを基本とし、コンセンサスレベルを加味して下記のように決定しました。
1. 疫学・診断について[第1章、第2章]
推奨度A | 言い切れる強い根拠がある [1つ以上のエビデンス1の研究がある] |
推奨度B | 言い切れる根拠がある [1つ以上のエビデンス2の研究がある] |
推奨度C | 言い切れる根拠がない[上記以外] |
2. 治療に関して[第3章、第4章]
推奨度A | 行うよう強く勧められる [1つ以上のエビデンス1の研究がある] |
推奨度B | 行うよう勧められる [1つ以上のエビデンス2の研究がある] |
推奨度C | 行うことを考慮してよい[上記以外] |
コンセンサス
合意、総意、大多数の意見といった意味で、この場合はガイドライン作成委員会のメンバーの合意を得たという意味です。ガイドラインの作成時には、すべての病気や治療法について信頼性の高いエビデンスが揃っているわけではありません。また、海外のエビデンスをそのまま日本人に当てはめるのは適切ではないこともあります。そのような場合には、委員会メンバーのコンセンサスを得て、最終的にその治療法の推奨度を決めることになります。
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(旧版)高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン 第2版 凡例