急性胆管炎・胆嚢炎 Minds版ガイドライン解説
full doseの抗菌薬を静注投与することが原則である。[推奨度A] |
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ガイドライン作成委員より患者さんへ | ||
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医学用語解説 | ||
![]() | 抗菌薬 (こうきんやく) | 細菌を殺したり、増殖したりするのを防ぐ効果がある薬のことです。急性胆管炎・急性胆嚢炎では胆汁が細菌感染を起こすため、細菌感染を治療する目的で、抗菌薬が使われます。吐き気があって薬が飲めないときは、注射や点滴で投与することもあります。 |
![]() | full dose (フル ドーズ) | 1回に投与することが適正な量を全量投与することです。胆汁に感染した細菌を殺す抗菌薬を使った治療を行いますが、このとき、肝臓や腎臓の機能が低下していなければ、適正とされている全量を投与します。なお、1回当たりの薬の適正量と回数、薬の種類によって異なります。 |
![]() | 静注投与 (じょうちゅうとうよ) | 注射や点滴を使い、静脈から体内に薬を入れることです。胆汁に感染した細菌を殺すため、抗菌薬という薬が使われます。抗菌薬を血液中でより高い濃度にし、全身に行き渡らせることができる方法として、静脈からの注射や点滴が行われます。 |
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(旧版)科学的根拠に基づく急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドライン Q94 基本的な投与法,投与量,投与経路は?