急性胆管炎・胆嚢炎 Minds版ガイドライン解説

急性胆嚢炎が疑われるすべての症例に超音波検査を施行すべきである。[推奨度A

ガイドライン作成委員より患者さんへ
急性胆嚢炎が疑われた場合、超音波検査を行います。胆嚢を正確に映し出せる上に、患者さん側の特別な苦痛も少なく放射線も使いません。超音波検査は、食事をせずに受けたほうが良いとされています。
 


医学用語解説
急性胆嚢炎
(きゅうせいたんのうえん)
多くの場合、胆嚢の出入り口に胆石が詰まるなどして、胆嚢が血行障害を起こしたり、胆汁の流れが滞ったりして膨れ、痛みが起こる病気のことです。胆石が自然に流れて胆汁の詰まりがなくなると、痛みが治まる場合もありますが、そのまま胆石が詰まっていると、腸内の細菌などが逆流して細菌感染を引き起こします。
超音波検査
(ちょうおんぱけんさ)
人間の耳には聞こえない音波を発生させ、体に当てたときの反射波を画像にする検査方法です。プローブという器具を当て、体の中の状態を確認します。急性胆管炎や急性胆嚢炎を診断する際の基本的な検査方法です。


関連する医療提供者向けガイドラインの表示はこちら
(旧版)科学的根拠に基づく急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドライン  Q71 急性胆嚢炎を疑った場合,まず行う画像検査は?
 
 
 
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