急性胆管炎・胆嚢炎 Minds版ガイドライン解説

内視鏡的胆道ドレナージ推奨度A
経皮経肝的胆道ドレナージ推奨度B

ガイドライン作成委員より患者さんへ
急性胆管炎の基本的な治療は、細菌の増殖した胆汁を排膿する胆道ドレナージという治療です。その方法としては、内視鏡を使って行う方法と超音波を使って針を皮膚や肝臓を通して胆管に刺す方法があります。場合によっては、外科手術になる場合もあります。
 


医学用語解説
内視鏡的胆道ドレナージ
(ないしきょうてきたんどうドレナージ)
鼻や口から内視鏡を使って、カテーテルというチューブやステントという管を胆管内に挿入し、胆管に詰まった胆汁を十二指腸へ排出させる方法のことです。造影剤という薬剤をカテーテルから注入することで、胆管の様子がよりはっきりと分かります。
経皮経肝的胆道ドレナージ
(けいひけいかんてきたんどうドレナージ)
ドレナージという細いチューブを胆道に挿入して、溜まった胆汁を排出させる方法のことです。超音波画像を見ながら胆道の状態を確認し、皮膚の上から針を刺して肝臓を通して胆管や胆嚢内にチューブを挿入します。


関連する医療提供者向けガイドラインの表示はこちら
(旧版)科学的根拠に基づく急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドライン  Q63 内視鏡的胆道ドレナージか経皮経肝的ドレナージか?
 
 
 
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