急性胆管炎・胆嚢炎 Minds版ガイドライン解説

妊娠により胆嚢炎のリスクが高くなるかどうかは不明である。

ガイドライン作成委員より患者さんへ
妊娠することによって急性胆嚢炎になりやすくなるとはいえません。
 


医学用語解説
急性胆道炎
(きゅうせいたんどうえん)
胆管や胆嚢の中に胆石が詰まるなどして、胆汁の流れが滞って、痛みが起こる病気のことです。胆石が自然に流れて胆汁の詰まりがなくなることで痛みが治まる場合もありますが、そのまま胆石が詰まっていると、腸内の細菌などが逆流して細菌感染を引き起こします。
胆嚢炎
(たんのうえん)
胆嚢管に胆石が詰まるなどして胆汁の流れが滞り、胆汁に細菌が増えて炎症を引き起こす病気のことです。胆嚢内が膨らみ、ひどくなると胆汁が漏れ出したり、血液の循環が悪くなったりして細胞が死んでしまうことがあります。強い痛みが起こったり、白目が黄色くなるなどの症状が現れます。


関連する医療提供者向けガイドラインの表示はこちら
(旧版)科学的根拠に基づく急性胆管炎・胆嚢炎の診療ガイドライン  Q12 妊娠は,急性胆道炎の危険因子か?
 
 
 
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