(旧版)これで治す最先端の頭痛治療 「慢性頭痛の診療ガイドライン」市民版

2 緊張型頭痛の病態はどのように理解されているのでしょうか

推奨 反復性緊張型頭痛は末梢性要因(頭のまわりの筋肉の異常)が役割を果たしているのに対し、慢性緊張型頭痛においては中枢性要因(脳の筋肉の緊張コントロールや痛みを感じる脳内のシステムの異常)が関係しているといわれています

解説
緊張型頭痛の発症の仕組みには、未だ不明な点が少なくありません。末梢性要因として筋の緊張が高まって痛みに敏感になっていること、中枢性要因として筋肉をリラックスする能力に欠け、かつ痛みに感じやすくなっているためである、とされています。慢性緊張型頭痛では中枢性要因がより深く関係しているといわれています。

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