(旧版)これで治す最先端の頭痛治療 「慢性頭痛の診療ガイドライン」市民版

第2章 片頭痛についての基礎知識

慢性頭痛の治療の中心となるのは、生活支障度が強く社会経済学的にも影響の大きい片頭痛です。
片頭痛は頭痛発作を繰り返す病気で、発作は4〜72時間持続します。片側性、拍動性(ズキズキする)の頭痛で、中等度〜重度の強さであり、日常的な動作により頭痛が悪化することが特徴的であり、それに伴う症状として悪心や光過敏・音過敏を伴います。ただし両側性やズキズキしないことも少なくありません。
片頭痛は前兆のない片頭痛と前兆のある片頭痛に大別されます。この片頭痛を治療するには正確な診断のもとに、個々のニーズに合わせて、トリプタン系薬剤を使用するなどの治療を選択します。これによって片頭痛による自分の生活のロスタイムを減らすことができます。

 

 
 
 
ページトップへ

ガイドライン解説

close-ico
カテゴリで探す
五十音で探す

診療ガイドライン検索

close-ico
カテゴリで探す
五十音で探す