(旧版)これで治す最先端の頭痛治療 「慢性頭痛の診療ガイドライン」市民版
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頭痛の診療には問診が重要ですが、多忙な診療時間に患者さんから十分な情報を得ることは困難です。一次性頭痛の日常診療をサポートし、的確な診断および治療、医師──患者の効果的なコミュニケーションの実現を目指して、問診票やスクリーナーがいろいろと開発されています。
ガイドラインでは片頭痛の診断のスクリーニングについて頭痛の頻度(毎日頭痛がありますか?)、片側性(頭痛は片側におこりますか?)、支障度(頭痛で日常の活動が阻害されますか?)からなる質問項目が有用とされています(図4)。他に「My頭痛チェッカー」、支障度の評価尺度としては「マイダス」「ヒット6」などさまざまなものが用いられています。
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図4 頭痛問診票の一例(ADITUS Japanの提示する問診票) |
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図5 My頭痛チェッカー(片頭痛の簡易問診票) |
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図6 MIDAS(頭痛の生活への支障度をみる問診票) |
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図7 HIT-6(頭痛の生活への支障度をみる問診票)・表 |
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図8 HIT-6・裏 |
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