アレルギー性鼻炎ガイド
鼻アレルギー診療ガイドライン作成委員会(2005年刊第1版)
診断方法
問診 | ||||||||||||
いつ始まったか、季節は、症状の強さは、どんな症状か、他のアレルギーの病気はあるか(喘息、アトピー性皮膚炎)、家族にアレルギーの病気の人はいるか、どんな治療をしたことがあるかなど、診断の基本となる大切なことです。 |
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鼻鏡検査 | ||||||||||||
鼻の中の粘膜が白っぽくはれあがり、鼻みずをみることができます。副鼻腔炎、鼻ポリープ、鼻中隔弯曲症など、他の鼻の病気との区別も必要です。 |
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病気がアレルギーによって起きている証拠をつかむ | ||||||||||||
鼻みずの中の好酸球を証明します(最も一般的で大切な検査です)。
その他、血液検査で総IgE値、血中好酸球値を測定します。 |
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抗体を証明する | ||||||||||||
原因となる抗原に対する抗体の検査です。
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鼻X線検査 | ||||||||||||
副鼻腔炎など、他の病気を否定します。また、アレルギー性鼻炎でも上顎洞の粘膜が荒れていることがあります。 |
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病型の診断 | ||||||||||||
くしゃみ・鼻漏型、鼻閉型、充全型に分けます。 |
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重症度の診断 | ||||||||||||
症状の程度によって、軽症、中等症、重症・最重症に分けます。 |
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