有効性評価に基づく前立腺がん検診ガイドライン

文献ID:S0030661 PMID: 16434136

著者

Postma R/van Leenders AG/Roobol MJ/Schröder FH/van der Kwast TH

出典: Eur Urol/ 50巻, 1号, 70-5頁/ 発行年 2006年

文献番号

65

AF

7

研究方法

無作為化比較対照試験

検査法/治療法

・検査法:PSA + DRE + TRUS
・治療法
前立腺全摘除術:検診群 595人(37.3%) 対照群 84人(18.1%)
放射線療法:検診群 713人(44.7%) 対照群 171人(36.9%)

対象数

検診群1,596人 対照群464人

対象集団の特性

55-75歳(各群とも発見がん症例)

対象集団の設定条件

ロッテルダムの一般人口(ERSPCの一部として実施)。

検診群における受診率・要精検率

検診群:不明 対照群:20.2%

評価指標

発見がんの病期(グリーソンスコア、病理ステージ)。

評価指標の把握

病理組織診断

結果

1)発見がんの病期は検診群/介入群で、T1c 42.9%/25.2%、T2 33.2%/24.1%、T3 12.3%/15.3%、T4/N1/M1 2.3%/10.1%であった。
2)根治的治療を受けたのは、検診群81.9%、対照群54.7%であった。
3)5年間PSA増加のなかった生存率は検診群89%、対照群68%であった(P<0.0001)。

不利益

記載なし。

研究全般に関するコメント

検診で発見された前立腺がんは比較的良好という結論は参考になる。ただし、「検診で発見されるがんは、ゆっくりと進行するものが多く、進行がんは発見されにくい」という性質(罹病期間の偏り)があるため、死亡率減少については不明。(検診で見逃したもの[中間期がん]については、これから執筆すると記載してある)

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