有効性評価に基づく前立腺がん検診ガイドライン
文献ID:S0030652
PMID:
1371560
文献番号
56
AF
3
研究方法
ROC解析
検査法
PSA
対象数
1,002人
対象集団の特性
ケベック州在住の45-80歳男性。
対象集団の設定条件
既診断例を除外(何例除外したか書いていない)。
検診群における受診率・要精検率
記載なし(対象外項目)。
評価指標
感度、特異度、陽性反応適中度、陰性反応適中度。
評価指標の把握
同時法による診断。
結果
1)カットオフ値を3.0μg/lとすると感度80.7%、特異度84.6%、陽性反応適中度24.1%、陰性反応適中度98.6%になる。
2)カットオフ値を4.0μg/lとすると感度71.4%、特異度91.1%、陽性反応適中度32.5%、陰性反応適中度98.2%になる。
不利益
記載なし。PSAカットオフ値が変化することにより、偽陰性例が増加する可能性がある。
研究全般に関するコメント
1)ケベックスタディに基づく研究。
2)生検法が現行とは異なる(経直腸的前立腺生検 automatic Biopsy System、18ゲージ)。
3)同時に行ったDRE、TRUSの感度、特異度は算出されていない。