有効性評価に基づく前立腺がん検診ガイドライン
文献ID:S0030651
PMID:
12394689
文献番号
55
AF
2
研究方法
ケース・シリーズ
検査法
PSA
対象数
1)一般集団:15,964人
2)ハイリスク群:2,514人
対象集団の特性
50歳以上
対象集団の設定条件
1991年5月-2001年6月までに地域ボランティアとしてPSA検診に参加。
検診群における受診率・要精検率
検診受診者を対象としているので記載なし。
評価指標
発見率・PPV・コンプライアンス調整発見率(割合)
評価指標の把握
問診票・検診結果・医療記録(と推測される)
結果
50歳以上で、黒人/家族歴無し1,224人、非黒人/家族歴有り1,227人、黒人/家族歴有り63人。40-49歳については、これら3群でそれぞれ、358人、288人、35人。
50歳以上ではPPV及びコンプライアンス調整発見率は、上記3群でそれぞれ49と16.9%、38と16.0%、52と24.1%。40歳代では54と4.4%、50と3.3%、75と15.0%。
不利益
記載なし。
研究全般に関するコメント
1)黒人、家族歴を有する群で発見率が高いことを報告している。
2)検診方法についての記載はあるが、どのような母集団から抽出されたか、データ収集の方法などの記載が不明確。