有効性評価に基づく前立腺がん検診ガイドライン

文献ID:S0030651 PMID: 12394689

著者

Catalona WJ/Antenor JA/Roehl KA/Moul JW

出典: J Urol/ 168巻, 5号, 1980-3; discussion 1983-4頁/ 発行年 2002年

文献番号

55

AF

2

研究方法

ケース・シリーズ

検査法

PSA

対象数

1)一般集団:15,964人
2)ハイリスク群:2,514人

対象集団の特性

50歳以上

対象集団の設定条件

1991年5月-2001年6月までに地域ボランティアとしてPSA検診に参加。

検診群における受診率・要精検率

検診受診者を対象としているので記載なし。

評価指標

発見率・PPV・コンプライアンス調整発見率(割合)

評価指標の把握

問診票・検診結果・医療記録(と推測される)

結果

50歳以上で、黒人/家族歴無し1,224人、非黒人/家族歴有り1,227人、黒人/家族歴有り63人。40-49歳については、これら3群でそれぞれ、358人、288人、35人。
50歳以上ではPPV及びコンプライアンス調整発見率は、上記3群でそれぞれ49と16.9%、38と16.0%、52と24.1%。40歳代では54と4.4%、50と3.3%、75と15.0%。

不利益

記載なし。

研究全般に関するコメント

1)黒人、家族歴を有する群で発見率が高いことを報告している。
2)検診方法についての記載はあるが、どのような母集団から抽出されたか、データ収集の方法などの記載が不明確。

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