有効性評価に基づく前立腺がん検診ガイドライン

文献ID:S0030624 PMID: 12665174

著者

Mistry K/Cable G

出典: J Am Board Fam Pract/ 16巻, 2号, 95-101頁/ 発行年 2003年

文献番号

28

AF

3

研究方法

検査精度(メタ・アナリシス)

検査法

PSAとDRE

対象数

対象数47,791人(13研究の対象数142-7,204人)

対象集団の特性

OVIDデータベース(1966-1999年)の文献検索。
13の研究のプール(様々な国の50歳以上の男性)。

対象集団の設定条件

39-92歳(13研究すべて50-65歳は対象としている)

検診群における受診率・要精検率

不明

評価指標

感度、特異度、陽性適中率、限局がんの割合。

評価指標の把握

記載なし。

結果

前立腺がんの全体の発見率は1.8%であった。(生検による)83.4%は局所がん。
PSAの感度、特異度と陽性適中率は、72.1%、93.2%、25.1%。
DREの感度、特異度と陽性適中率は、53.2%、83.6%、17.8%。

不利益

記載なし。

研究全般に関するコメント

1)13の研究における研究対象の年齢に幅がある。
2)6つの研究では年齢が40歳代も含まれている。
3)一部の研究は元データが得られたが、その他は発表論文の記載からデータ収集している。
4)出版バイアスの可能性がある。

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