有効性評価に基づく肺がん検診ガイドライン
文献ID:S0024518
PMID:
15539721
AF
4
研究方法
その他
検診方法
経皮的肺穿刺検査
対象数
458例
対象集団の特性
男性279例、女性179例。平均年齢58.8歳。病変の平均径は3.31cm。
対象集団の設定条件
2001年6月から2002年6月に自施設で経皮的肺穿刺検査を実施した患者。458例の肺穿刺のうち、X線透視下280例、CTガイド下21例、エコーガイド下157例。
評価指標
経皮的肺穿刺検査による気胸の頻度
評価指標の把握
自施設の成績
結果
458例中、気胸を偶発したのは100例(21.8%)。うち遅発性気胸(検査の3時間以降に発現した気胸)は15例(3.3%)。
不利益
経皮的肺穿刺検査による合併症(気胸)
研究全般に関するコメント
遅発性気胸の発現率と患者の属性との相関を調べ、女性であること及び肺気腫が存在しないことが、遅発性気胸のリスク要因であることを示唆している。