有効性評価に基づく肺がん検診ガイドライン
文献ID:S0024509
AF
4
研究方法
その他
検診方法
気管支鏡検査(BFS)
対象数
気管支鏡検査(BFS)77,640例。観察のみ22,710例、直視下生検25,285例、病巣擦過21,465例、経気管支肺生検(TBLB)8,180例。
対象集団の特性
施設へのアンケート調査
対象集団の設定条件
日本の大学病院及び300床以上の総合病院の呼吸器担当科と、結核病棟または呼吸器科のある病院のうち287施設。
評価指標
偶発症の発生率
評価指標の把握
アンケート調査
結果
死亡症例は0.02%で18例であり出血11例、心不全5例、気胸2例。出血(50ml以上もしくは対側吸入)は1.7%(観察のみ0%、直視下生検2.6%、病巣擦過1.2%、TBLB 4.8%)、気胸0.45%(各々0%、0%、0.1%、4.1%)、心肺機能不全0.18%(各々0.2%、0.1%、0%、0.6%)。
不利益
上記の通り
研究全般に関するコメント
死亡症例のうち1例は食道がん気管浸潤に対するレーザー照射中の出血が原因であり検診対象外。