有効性評価に基づく肺がん検診ガイドライン

文献ID:S0024508 PMID: 11845847

著者

Kodama K/Higashiyama M/Yokouchi H/Takami K/Kuriyama K/Kusunoki Y/Nakayama T/Imamura F

出典: Ann Thorac Surg/ 73巻, 2号, 386-92; discussion 392-3頁/ 発行年 2002年

AF

4

研究方法

その他

検診方法

CT及び組織診断による2年以上の経過観察。

対象数

19症例(1996-2001年)、発見-手術までの期間2年以上10症例、手術未施行例(2年以上の経過観察)9例。

対象集団の特性

男性10人、女性9人、平均年齢62歳(35-76歳)。11例は逐年低線量CT検診、7例は肺癌術後のfollow up CT、1例はCT検査にて偶然発見された。

対象集団の設定条件

大阪府立成人病センター胸部外科受診者

評価指標

PGGOの自然経過観察の評価(発育の特徴と病理所見による肺癌診断率)

評価指標の把握

follow up CTと組織所見

結果

観察期間中央値32ヶ月(範囲24-124ヶ月)、発見時PGGOサイズは4-18mm(平均8.6mm)。8例(42%)はCTにて陰影形態の変化を認めず、このうち3例に組織学的診断が得られ1例が肺癌であった(残り5例は組織検査未)。手術施行10例のうち5例(50%)が肺癌と診断された。

不利益

過剰診断の可能性、良性PGGOに対する手術

研究全般に関するコメント

2年以上陰影が変化しないPGGOでは少なくとも12.5%(1/8例)が肺癌と診断されたことになり、胸部CTの過剰診断の可能性が示唆された。PGGOの肺癌の可能性は、過去の肺癌の既往により強まるとしている(4/5例、3例が微小細気管支肺胞上皮がん(BAC))。

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