有効性評価に基づく肺がん検診ガイドライン

文献ID:S0024444

著者

田村哲生/山下英敏/筒井大八/町田健一/徳岡裕文/高島 正/鈴木隆一朗/守谷欣明

出典: 肺癌/ 35巻, 6号, 735-47頁/ 発行年 1995年

AF

3

研究方法

コホート研究

検診方法

老人保健法肺癌検診

対象数

検診群66人/対照群60人

対象集団の特性

男女、40-79歳

対象集団の設定条件

高知県宿毛市住民

評価指標

生存率

評価指標の把握

がん登録との照合

結果

検診発見/前回検診受診39例、検診発見/前回検診未受診7例、検診間発見20例、非検診発見/前回検診未受診40例。
前回検診受診群(検診間発見を含む)の生存率は前回検診未受診群よりも統計学的に良好。

不利益

記載なし

研究全般に関するコメント

検診間発見の症例を含めることでLength biasは考慮されているが、生存率であるためLead-time biasは考慮されていない。また、前回検診受診と未受診の対比を行っているが、未受診には初回検診発見(prevalence case)を含むため解析結果のバイアスが生じている。

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