有効性評価に基づく肺がん検診ガイドライン
文献ID:S0024444
AF
3
研究方法
コホート研究
検診方法
老人保健法肺癌検診
対象数
検診群66人/対照群60人
対象集団の特性
男女、40-79歳
対象集団の設定条件
高知県宿毛市住民
評価指標
生存率
評価指標の把握
がん登録との照合
結果
検診発見/前回検診受診39例、検診発見/前回検診未受診7例、検診間発見20例、非検診発見/前回検診未受診40例。
前回検診受診群(検診間発見を含む)の生存率は前回検診未受診群よりも統計学的に良好。
不利益
記載なし
研究全般に関するコメント
検診間発見の症例を含めることでLength biasは考慮されているが、生存率であるためLead-time biasは考慮されていない。また、前回検診受診と未受診の対比を行っているが、未受診には初回検診発見(prevalence case)を含むため解析結果のバイアスが生じている。