有効性評価に基づく肺がん検診ガイドライン

文献ID:S0024439

著者

田中利彦/井澤 正

出典: プライマリ・ケア/ 19巻, 1号, 37-44頁/ 発行年 1996年

AF

3

研究方法

検査精度

検診方法

胸部X線と高危険群に対する喀痰細胞診

対象数

5,156人(うち初回受診者4,230人、経年受診者926人)

対象集団の特性

40歳以上の男女

対象集団の設定条件

茅ヶ崎市で実施された直接撮影による個別検診受診者

評価指標

感度・特異度

評価指標の把握

がん登録、死亡小票

結果

要精検率5%、精検受診率78%。肺がんは7例発見し、うち1期が4例、2期が1例、3期が2例であった。検診1年後に4例、2年後に4例、3年後に2例、(4年後は0例)の肺がんが発見された。
検診受診後1年以内に発見された肺がんを偽陰性とすると、感度63.6%、特異度94.7%。

不利益

記載なし

研究全般に関するコメント

直接撮影による個別検診を対象としているので、間接撮影による集団検診の感度・特異度との比較には注意が必要。

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