有効性評価に基づく肺がん検診ガイドライン
文献ID:S0024430
AF
1
研究方法
無作為化比較対照試験
検診方法
X群は胸部X線2方向年に1回、XC群はそれに加えて4ヶ月に1回の喀痰細胞診、期間は5-7年、総観察期間は平均約5.5年
対象数
XC群5,226人/X群5,161人
対象集団の特性
45歳以上、男性、1日20本以上の喫煙、X群は1.7%黒人が多い(有意差あり)
対象集団の設定条件
86%が白人、13%が黒人、他が1%。13%がアスベスト被爆歴あり、34%が咳あり。国内統計に比して約2倍の肺癌死亡率。
評価指標
肺癌による死亡率
評価指標の把握
手紙調査、中央判定、アンケート調査
結果
肺癌による死亡率は1,000人年あたりXC群3.4・X群3.8で、有意差はなし。
不利益
記載なし
研究全般に関するコメント
検診結果全般に関する論文が少なく、充分な情報がない。観察期間は短い。
参考文献
37 Tockman MS, et al.(1986)