(旧版)科学的根拠に基づく膵癌診療ガイドライン 2006年版

文献ID:S0020365 PMID: 8554125

著者

Staley CA/Lee JE/Cleary KR/Abbruzzese JL/Fenoglio CJ/Rich TA/Evans DB

出典: Am J Surg/ 171巻, 118-24頁/ 発行年 1996年

Evidence Level

IV

目的

膵癌に対する術前放射線化学療法と術中照射の併用が生存率を改善し,および再発形式を変化させるかを検討する。

研究施設/組織

MD Anderson Cancer Center

研究期間

1988〜1994年

対象患者

術前放射線療法後膵頭十二指腸切除が施行された膵頭部癌39例

介入

5-FU 300mg/m2/日 (5日/週) 併用で術前50Gy (1.8Gy×28) または術前30Gy (3Gy×10) で行い,5-FU 300mg/m2/日 (5日/週) で併用した。膵頭十二指腸切除例では術中照射 (10Gy) を併用

主要評価項目

生存期間,組織学的効果,再発形式

結果

median survivalは19 ヵ月,39%の症例は組織学的効果が50%以上であった。局所再発11%,肝転移53%

結論

術前放射線化学療法と術中照射の併用は局所再発を減少させたが,肝転移など遠隔転移再発が主な再発形式で,遠隔成績の改善には肝転移対策を併用すべきである。

作成者

石川 治,大東弘明

コメント

術前放射線療法および術中照射で局所再発は低率となったが,肝転移対策が重要課題であることが示唆された。

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