(旧版)科学的根拠に基づく膵癌診療ガイドライン 2006年版

文献ID:S0020236

著者

Jacobs AD/Burris HA/Rivkin S/Ritch PS/Eisenberg PD/Mettinger KL

出典: J Clin Oncol/ 22巻, 4013 (abstract)頁/ 発行年 2004年

Evidence Level

II

目的

膵癌に対するORAの治療成績をBCと比較検討。

研究施設/組織

Virginia Mason Medical Center他の多施設

研究期間

記載なし

対象患者

以前に施行した化学療法で効果を認めなかった膵癌409例

介入

第III相ランダム化試験
ORA198例: 1.5mg/m2を5日/週を8週間以上で経口投与
BC 211例,BCの49%はORAでrescue therapy施行

主要評価項目

Primary endpoint: 生存期間
Secondary endopoints: 奏効率,無増悪期間,安全性

結果

【50%生存期間】
 ORA : BC=108日 : 94日,P=0.626
 BCでORA rescueあり : BCでORA rescueなし=147日 : 60日,P<0.001

【ORAの奏効率】
 11%

【無増悪期間】
 ORA : BC =58日 : 48日,P=0.003

【安全性】
 ORAの忍容性は十分許容できる
 (非血液学的有害事象は嘔気・嘔吐14%,下痢12%)

結論

膵癌の化学療法において,ORAは腫瘍発育を制御でき,臨床的に使用できる。

作成者

船越顕博,澄井俊彦

コメント

対象の前化学療法で投与された薬剤については記載がない。70%の症例はすでに2剤以上の投与が行われている。

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