(旧版)科学的根拠に基づく膵癌診療ガイドライン 2006年版

文献ID:S0020233 PMID: 15539911

著者

Cantore M/Rabbi C/Fiorentini G/Oliani C/Zamagni D/Iacono C/Mambrini A/Del Freo A/Manni A

出典: Oncology/ 67巻, 93-7頁/ 発行年 2004年

Evidence Level

III

目的

gemicitabineを含む化学療法に治療抵抗性を示し,遠隔転移を有する膵癌患者に対して,irinotecan+oxaliplatin療法の有効性安全性を検討する。

研究施設/組織

Department of Oncology, ASL 1, Massa-Carrara, Italy

研究期間

2000年1月〜2003年1月

対象患者

gemicitabineを含む化学療法に治療抵抗性を示し,遠隔転移を有する膵癌患者30例

介入

oxaliplatin 60mg/m2 day 1,15; irinotecan 60mg/m2 day 1,8,15,4週ごと

主要評価項目

症状緩和効果,CA 19-9の50%以上の減少した患者の割合,奏効率

結果

症状緩和効果は20% (6/30) で有効。CA 19-9の減少した患者は26% (8/30)。奏効率は10% (3/30),生存期間中央値は5.9ヵ月であった。主な有害事象は,grade 3/4白血球減少6% (2/30),grade 3神経毒性6% (2/30),grade 3下痢 3% (1/30) であった。

結論

前化学療法歴のある進行膵癌患者に対して,本療法は有効かつ安全な治療法である。

作成者

森実千種,奥坂拓志

コメント

gemicitabine抵抗性膵癌に対する2次化学療法の第II相試験。境界域の有効性が示されている。

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