(旧版)科学的根拠に基づく膵癌診療ガイドライン 2006年版

文献ID:S0020232 PMID: 15581049

著者

Reni M/Panucci MG/Passoni P/Bonetto E/Nicoletti R/Ronzoni M/Zerbi A/Staudacher C/Di Carlo V/Villa E

出典: Cancer Invest/ 22巻, 688-96頁/ 発行年 2004年

Evidence Level

III

目的

gemicitabineを含む化学療法に治療抵抗性を示し,遠隔転移を有する膵癌患者に対して,mitomycin,docetaxel,irinotecan (MDI) 療法の最大耐用量 (MTD) と有効性を検討する。

研究施設/組織

Department of Radiochemotherapy, San Raffaele H. Scientific Institute, Milan, Italy

研究期間

2001年9月〜2002年10月

対象患者

gemicitabineを含む化学療法に治療抵抗性で,病理組織学的に確認された遠隔転移を有する膵癌患者15例

介入

Mitomicin 6mg/m2 day 1,docetaxel & irinotecan day 2 & 8を4週ごとに繰り返す。
docetaxelとirinotecanはlevel 1: 30 & 70mg/m2; level 2: 30 & 100mg/m2; level 3: 30 & 85mg/m2; level 4: 35 & 85mg/m2とした。

主要評価項目

投与量規制毒性 (DLT) の発現頻度,奏効率

結果

level 4で3例中2例にDLT (grade 3疲労1例,発熱性好中球減少1例) を認め,level 3が推奨投与レベルとされた。有効性の評価可能であった8例中,PR例は1例もなかった。生存期間中央値は6.1ヵ月であった。

結論

本療法は遠隔転移を有する膵癌には無効である。

作成者

森実千種,奥坂拓志

コメント

本療法は有効性を認めなかったが,2次化学療法開発を目指し,投与量の設定から検討した臨床試験として評価される

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