(旧版)科学的根拠に基づく膵癌診療ガイドライン 2006年版

文献ID:S0020230 PMID: 11743211

著者

Kozuch P/Grossbard ML/Barzdins A/Araneo M/Robin A/Frager D/Homel P/Marino J/DeGregorio P/Bruckner HW

出典: Oncologist/ 6巻, 488-95頁/ 発行年 2001年

Evidence Level

V

目的

G-FLIP療法を2次化学療法として行った場合の有効性と安全性を後ろ向きに検討する。

研究施設/組織

St. Luke's-Roosevelt Hospital Center, New York, USA

研究期間

1999年4月〜2000年9月

対象患者

前治療 (gemcitabine単独療法,gemcitabineを含む多剤併用療法,5-FU+leucovorin療法) に治療抵抗性を示し,病理組織学的に確認された遠隔転移を有する膵癌患者34例

介入

Day 1: gemcitabine 500mg/m2,irinotecan 80mg/m2,leucovorin 300mg,5-FU 400mg/m2 bolus,5-FU 600mg/m2 8時間持続静注。
Day 2: leucovorin 300mg 5-FU 400mg/m2 bolus,cisplatin 50 to 75mg/m2,5-FU 600mg/m2 8時間持続静注

主要評価項目

有効性 (奏効率),安全性 (毒性)

結果

奏効率24%,生存期間中央値10.3ヵ月
grade 3/4の毒性: 貧血 (23%), 血小板減少 (53%),好中球減少 (38%),嘔気/嘔吐 (3%),神経障害 (3%),腎障害 (6%),下痢 (3%)

結論

本療法は2次治療として期待できるだけでなく,1次治療としても検討すべき有望な治療法である。

作成者

森実千種,奥坂拓志

コメント

奏効率,生存期間とも良好であり,毒性も許容範囲と思われる。前向き研究による検討が望まれる。

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