(旧版)科学的根拠に基づく膵癌診療ガイドライン 2006年版
文献ID:S0020135
Evidence Level
IV
目的
職域検診において超音波検診で発見された膵腫瘍の実態について検討。
研究施設/組織
名古屋大学病態修復内科
研究期間
1993年4月〜 2002年3月
対象患者
職域検診を受けた延べ87,597例
介入
なし
主要評価項目
超音波検診での膵の異常所見数,膵疾患の内訳
結果
膵の異常所見は753例 (0.9%) で,膵癌4例であった。
結論
職域検診では膵癌発見の効率は低い。腹部超音波検診の有所見者に超音波内視鏡検査や造影CT検査などの二次検診を行うことが有用。
作成者
羽鳥 隆,福田 晃
コメント
腹部超音波検査を用いた膵癌検診の非効率性について言及している。