(旧版)科学的根拠に基づく膵癌診療ガイドライン 2006年版

文献ID:S0020108 PMID: 11416115

著者

Stolzenberg-Solomon RZ/Blaser MJ/Limburg PJ/Perez-Perez G/Taylor PR/Virtamo J/Albanes D/ATBC Study

出典: J Nat Cancer Inst/ 93巻, 937-41頁/ 発行年 2001年

Evidence Level

II

目的

Helicobacter pylori陽性が膵癌の危険因子となるかを検討する。

研究施設/組織

Nutritional Epidemiology Branch, Division of cancer Epidemiology and Genetics and Cancer Prevention Studies Branch, Division of Clinical Sciences, National Cancer Institute, Bethesda

研究期間

1985〜1995年

対象患者

膵癌121例,対照226例

介入

1995年の時点で。膵癌例と対照において,Helicobacter pylori感染に差があるかを評価し,これよりH. pylori感染が膵癌の危険因子になりうるかを検討する比較試験。症例はランダム化されている。

主要評価項目

ロジスティック分析によるOdds比

結果

血清H. pylori陽性率は,膵癌症例で82%,対照で73%であった。また,Cag A陽性率は,膵癌症例で60%であり,対照で51%であった。血清H. pylori陽性者の膵癌のリスクは陰性者に比べOR=1.87 (95%CI=1.05-3.34) であり,Cag A陽性者では,OR=2.01 (95%CI=1.09-3.70) であった。

結論

H. Pyloriは膵癌発症に何らかの役割を果たしていると考えられた。

作成者

西野隆義,白鳥敬子

コメント

ランダム化された比較試験であり,信頼性は高い。

ページトップへ

ガイドライン解説

close-ico
カテゴリで探す
五十音で探す

診療ガイドライン検索

close-ico
カテゴリで探す
五十音で探す