有効性評価に基づく大腸がん検診ガイドライン

文献ID:S0016621 PMID: 1404450

著者

Newcomb PA/Norfleet RG/Storer BE/Surawicz TS/Marcus PM

出典: J Natl Cancer Inst/ 84巻, 1572-5頁/ 発行年 1992年

方法

S状結腸鏡

AF(Analytic Framework)

1

研究方法

症例対照研究

検診方法

便潜血化学法 (Hemoccult)
S状結腸内視鏡検査
直腸指診

対象数

症例群:大腸がん死亡66人 (RS27人 その他39人)
対照群:性,年齢 (1歳以内) 会員期間をマッチさせて1:3の比で対照を選択.

受診率

1979〜1988年
S状結腸内視鏡検査受検率: 症例 10.6%,対照29.1%
直腸指診受検率:症例62.1%,対照62.8%
FOBT受検率 (3年):症例47%,対照47.4%
ただし,精検受診率に関する記載はない

対象集団の特性

男女とも50歳未満は症例で8%,対照で6%.男性は両群とも52%

対象集団の設定条件

医療保険プログラム (Greatrt Marshfield Community Health Plan) の会員

評価指標

大腸がんによる死亡リスクの低減

評価指標の把握

がん登録と死亡票

結果

SCS歴あり/なし:オッズ比0.21 (95%CI, 0.01-0.43) 但し,SCSの届かない部位に対してオッズ比0.36 (95%CI, 0.11-1.20) FOBT 1.15 (95%CI, 0.93-1.44) DRE1.01 (95%CI, 0.88-1.17) 直腸がんと遠位結腸がん死亡のリスクを下げる:オッズ比0.05 (95%CI, 0.01-0.43),他の部位の結腸がん死亡でもリスクを下げる傾向あり:0.36 (0.11-1.20).
便潜血反応と直腸指診は効果なし.

不利益

記載なし

研究全般に関するコメント

スクリーニングがどのように行われているのか不明.さらに,受診チャンスが均等という保証がない.実際FOBTスライド (3日分の) は症例の21%対照の16%にしか渡されておらず (ここですでにチャンス均等でない) 直腸指診時に採便している.
FOBT (+) の扱い方,精検しているのかどうかが不明.

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