有効性評価に基づく大腸がん検診ガイドライン

文献ID:S0016610 PMID: 8580783

著者

Rozen P/Knaani J/Papo N

出典: Eur J Cancer Prev/ 4巻, 6号, 475-81頁/ 発行年 1995年

方法

便潜血検査免疫法

AF(Analytic Framework)

3

研究方法

検査精度

検診方法

便潜血検査(化学法:Hemoccult SENSAと免疫法:BM-Test Colon Albumin),採便前および採便中はperoxidaseの少ない食事とする

対象数

527人

対象集団の特性

51%が女性,平均年齢59歳.499人が無症状(大腸がんの平均的リスク:27%,大腸腫瘍性病変の家族歴:40%,乳がん治癒後:6%,大腸腺腫の経過観察:17%,大腸がん治癒後の経過観察:10%),28人が有症状

対象集団の設定条件

不明

評価指標

10mm以上の腺腫および大腸がんに対する感度・特異度

評価指標の把握

対象者全員に内視鏡検査(全大腸:59%,S状結腸内視鏡:41%)と2種類のFOBT(化学法:Hemoccult SENSA,免疫法:BM-Test Colon Albumin)を施行.内視鏡検査の所見をgold standardとして便潜血検査の感度・特異度を算出する.

結果

10mm以上の腺腫および大腸がんに対する化学法:Hemoccult SENSA及び免疫法:BM-Test Colon Albuminの感度はそれぞれ35%,30%で有意差がなかったが,特異度は85%,90%と免疫法が有意に高かった.

不利益

大腸がんおよび腺腫に対する便潜血検査の偽陰性および偽陽性.

研究全般に関するコメント

内視鏡所見をgold standardとして便潜血検査(Hemoccult SENSAとBM-Test Colon Albumin)の感度・特異度を求めたもの.両者とも要精検率が高過ぎで集団検診には不適当と結論付けている.ただし検討症例数が少な過ぎで,発見がんは5人に過ぎない.

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