有効性評価に基づく大腸がん検診ガイドライン

文献ID:S0016609 PMID: 1782636

著者

Walter SD/Frommer DJ/Cook RJ

出典: Cancer Detect Prev/ 15巻, 6号, 465-9頁/ 発行年 1991年

方法

便潜血検査免疫法

AF(Analytic Framework)

3

研究方法

検査精度

検診方法

3種の便潜血検査:免疫拡散法(RID),rehydration Hemoccult(HR),nonrehydration Hemoccult(HNR)の精度の比較.

対象数

1,303人(1,328人から精検不十分,精検拒否,スクリーニング拒否を除外)

対象集団の特性

不詳

対象集団の設定条件

New South Wales study,参加者はボランティア

評価指標

大腸がんに対する感度・特異度

評価指標の把握

3種の便潜血検査が陽性者に対して精検を施行し大腸がんの有無を把握.便潜血陰性者に対してはがんの有無の検索は行っていない.latent class analysisにより3種の便潜血検査の感度・特異度を推計する.

結果

最尤法で推計. がんおよび腺腫に対する感度はRIDの感度が他の2者よりも有意に高かったが(87%),特異度は95.8%でHNRよりも有意に低かった.がんのみに対する感度もRIDでは100%と有意に高かった.

不利益

RIDは特異度が低い.住民単位で行う検診ではわずかな特異度の差も不必要な偽陽性をfollowすることになる.HRは手技は簡単であるが,コスト面で他の2法より高い.

研究全般に関するコメント

latent class analysisを紹介する論文である.この方法はスクリーニング検査で陰性であった者の追跡結果が得られない場合にスクリーニング検査の感度・特異度を算出するのに有用である.

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