有効性評価に基づく大腸がん検診ガイドライン
文献ID:S0016562
方法
注腸X線検査
AF(Analytic Framework)
3
研究方法
検査精度
検診方法
注腸X線検査
全大腸内視鏡検査
対象数
注腸X線検査と全大腸内視鏡検査の両方を受診した578人
対象集団の特性
男性359人,女性219人,平均年齢55.9歳
対象集団の設定条件
千葉県における1総合病院での外来及び人間ドック受診者
評価指標
大腸内視鏡を基準に注腸の偽陰性率を算出
評価指標の把握
BE施行後1ヶ月でTCSを実施し,TCSをgold standardとしてTCSの所見とBEの所見の一致の有無,見逃しの有無を計算.
結果
進行大腸癌8.3%.早期癌は不明.
進行大腸癌診断の一致率91.8%,大腸ポリープ診断の一致率21.9%.
不利益
被検者への侵襲
研究全般に関するコメント
精密検査として全大腸内視鏡検査を推奨している.